桃子の一言からドラマは始まる
桃子が働くホームセンターはハロウィンの雰囲気。
決して、おしゃれではないが、ホームセンターの洋服売り場で、お客さん親切に対応しながら一生懸命に働く桃子と6人の職場の仲間たち。
ハロウィンにデザインされた店内を仕事仲間の7人と歩きながら、先輩の市原日南子(小池栄子)はこう言った。
市原日南子「ハロウィンかあ・・なんか中途半端感、否めないわよねえ。」
それを聞いた桃子は・・・・
桃子「あの・・・クリスマスはドカンとやりたいですね」
(ガサツな桃子はやっぱり、ドカンっとかストレートな言葉を使うみたいです)
日南子先輩「そうだね、社長に言っておく。」
桃子「え・・・マジですか・・」
日南子「たまにはちょっと(飲みに)行くか」
桃子「やった・・・行きます‥・行きます・・」
そんな会話をして桃子達の1Fのホームファッション売り場の一日が終わる。
そして、今日は1Fの職場の仲の良いみんな(6人)と一緒に飲みに行く日。
メンバーは桃子と以下の6人。
①桃子の先輩の市原日南子先輩(小池栄子)
②表情が分かりにくい同期の岸本沙織(紺野まひる)
③存在感が薄い臼井さん(スミマサノリ)
④ハロウィンのコスプレをしている山辺新之助(井原郁己)
⑤ファッション売り場のイケメン店員の武内省吾(那須雄登)
⑥ベテラン店員の原田福代(阿南敦子)通称ふくよかさん
①地球儀のキーホルダー
仕事が終わったら、これからみんなとの飲み会。
ふとした時に、自分の売り場で壊れてしまっていた地球儀のキーホルダーに桃子は気付きます。
(手に取ってどうしようか悩んでいる時)
「明日、直そうっと」
(ガサツな正確な桃子は、修理を後回しにすることに・・・地球儀のキーホルダーを元の場所に戻します。)
すぐ行かないとみんなの約束に遅れてしまう。
桃子は仕方なく、壊れた地球儀のキーホルダーを置いていく。
会社を出て、6人の仲間たちと居酒屋に向かいながら電話で「弟たちに今日居酒屋で飲んでいく」と伝える桃子。
物知りお姉さん
桃子の場合は、少し面倒くさそうな事は後回しにするのね。
吉岡真人の登場シーン
その頃、夜勤の高田悟志(藤木直人)と吉岡真人(林遣都)は配送中の車の中で運転中に外を眺めていた。
トラックの運転席の中で、外を見ると周りはハロウィン一式。
装飾された街並みや景色に夜景にうっとりする2人。
悟志「きれいだねぇ・・やっぱ・・都会の夜景は・・」
真人「はい」
悟志「あの頃は寂しかったもんなぁ…夜景」
真人「はい」
悟志「5月頃とか、あの頃は、何考えてた?真人」
真人「うーん・・仕事無くなったらどうしようとか・・再就職とか、俺の場合難しいので・・」
真人「うちの会社休みにならなくて・・毎日感謝してました。」
悟志「誰に?」
真人「誰にっていう訳ではないけど・・誰かな・・・社長さんかな・・どんな人かは知らないですけど」
悟志「そっか・・・・」
ハロウィンの意味
ハロウィンの意味を真人に教える悟志。
ハロウィンは、ハロー(こんにちは)ウィン(勝利)って意味だよ。
「こんにちは、勝利」って意味。
真人は「違うと思います」と静かにツッコミを入れる。
2人の仲が良い事が分かる場面です。
車で配送しながら、2人の会話が続く。
2人運転したドラックはホームセンターに到着。
無愛想な警備員のチェックを通って、いつもの職場の倉庫の中に入って荷物を入れていく真人と悟志。
夜勤なので夜中に、ホームセンターでフォークリフトを運転しながら働く真人。
あなた(仮)
新型ウイルス感染症の事をドラマでも出しているのね。
居酒屋での会話
桃子は居酒屋で7人と飲み会。
原田福代さんの事を「ふくよかさん」とニックネームで弟たちに言っていた事。
存在感の無い臼井さんをイジっていた事。
最近いつ恋したのか?と先輩と話した会話などで盛り上がる。
今後の仕事の意気込みなどを語る。
そして、桃子は自分の弟たち3人を携帯のカメラで職場の仲間に紹介をすることに。
桃子は「大(長男の和輝)中(次男の優輝)小(3男の朝輝)でーす。」
と弟たちを紹介。
それを聞いた弟たちは「イヤ・・・・大・中・小・・つうのは辞めろよ」と次男の優輝が突っ込む。
次男の優輝「中は一番、嫌だわ。」
桃子は職場の仲間の事を弟たちにしゃべっていることもあって、3人の弟たちも桃子の職場の仲間とは面識があり仲がいい様子。
そして居酒屋での会話が終わり・・・
辛かった過去を思いだす場面に・・・・
後輩ちゃん
こんなイケ可愛い弟が3人もいたら、彼氏いなくても平気そう。
あなた(仮)
(桃子は、いろんな意味で弟が原因で彼氏ができないんじゃないのかな?)
ホームセンターで辛かった過去
「マスクだ・・・マスク‼」
マスクを桃子が持ってきた時、人が大勢たかり桃子は大混乱。
マスクを求める人が大勢来て、桃子が大変だった過去の様子が思い出されます。
臼井さんの趣味
捨てられた椅子を放って置けない臼井さん。
寂しそうな捨てられた椅子を見つけると座って写真を撮る趣味があるそう。
ナレーション(声:高橋海人)
今・・この星で生まれた、僕らは深い傷をおおってしまって・・・誰かとつながることに臆病になっているかもしれない。
でも・・・きっと僕らには素敵なことが待っている
そう信じて生きていかないとだめだよね。
そうだよね。
姉ちゃん。
物知りお姉さん
安達和輝(高橋海人)の優しい子で語り掛けるナレーション。うん、いい。
②地球儀のキーホルダー
夜中のホームセンターで持ってきた荷物を売り場まで搬入する真人。
真人は桃子の売り場まで荷物を運んだその時に・・・
桃子が見つけた壊れた地球儀のキーホルダーを偶然に発見してしまう。
壊れた地球儀のキーホルダーを手に取り真人は直します。
あなた(仮)
急いでいたし、面倒臭がって桃子は修理を後回しにしたのよね。
物知りお姉さん
この地球儀のキーホルダーがキーアイテムになりそう。
真人の家庭
夜勤が終わり、朝の河川敷を歩いてアパートまで帰る真人。
夜勤明けのお仕事から帰ってくる真人を待つ母親の吉岡貴子(和久井映見)。
帰ってきた真人を遠目で発見して、安心して素早く家に戻る母親。
少し古いアパートに母親の貴子と2人ぐらしの真人。
亡くなった父の写真が飾ってある。
親子2人で朝食を食べながら会話をする。
真人が働いている所が見たいといっている母親。
真人も働いている所を母親にいつか見せたいと話す。
自分の仕事(フォークリフト)が増えるのを喜んで母親に話したり、母親に悟志の事を話す真人。
どうやら、母親は悟志さんの事を知っているらしい。
また、悟志も真人の事や母親の事情を知っている様子が分かります。
あなた(仮)
(真人は悟志の事を信頼して、過去や家庭の事情を全て話しているのね)
密かに母親に謝る真人
弁当屋のパートに出掛ける時間になった母親を見送った後、真人は送られた母親への郵便物を見てしまう。
その郵便物は、小学校の同窓会の招待状。
宛先の名前には吉岡貴子先生と書いてある。
真人の母親は今は弁当屋のパートで働いていますが、昔は教師だったことが分かります。
同窓会の招待状には母親が欠席に〇つけた後が・・・・
人と喋ることが好きな母親は同窓会に絶対行きたいという事が分かる真人は「ごめん」っと母親に向けて一言。
物知りお姉さん
真人のせいで、貴子さんは教師だった仕事を辞めることになったのかな?
あなた(仮)
(お父さんが、亡くなっているのも真人の過去(事件)に関係しているのかな?)
桃子の家庭
弟たちと4人で朝ごはんを作って食べる桃子たち。
男3人と桃子の4人で作ったかなり大雑把で大量な料理が出来上がってしまう。
「合宿所かここは‼」
と桃子は突っ込みながら笑う。
楽しく会話をしている時、TVで偶然に交通事故ではねられて30代の夫婦が亡くなったニュースが流れる。
とっさにリモコンでTVを消す長男の和輝(高橋海人)
桃子はすこし小さな声で長男(和輝)に「ありがとう・・・」と伝える。
(このシーンで桃子の両親は交通事故で亡くなったことが分かる)
桃子が家にいないことが多くなった事から、だんだんと料理が上手くなった弟たち。
今日の朝ごはんを作ったのも弟たちです。
「男がねえ・・・料理ねぇ?」
と料理を見た桃子。
このまま料理が上達してしまい、料理にうるさい男になったら嫌だと思った桃子はこういった。
「グルメみたいなうるさくなるのは辞めときな・・ね」
「男は出されたものは全部食べろ」
「それが基本かな」
「分かった?」と釘を押す。
弟たちは素直に「分かった」と答える。
後輩ちゃん
私は料理が出来る男の子ってかなりポイントが高いと思うけどなぁ。
あなた(仮)
(真人も父親を亡くしていて、桃子も両親を亡くしているのね)
感情が入ると熱くなってしまう桃子。
一緒に食事をしていると、サッカーの試合があるから応援に来て欲しいと頼む3男の朝輝(南出凌嘉)
「普通は姉や親が試合や授業参観に来たら嫌じゃないの?」と嬉しそうに笑顔で3人の弟たちに話す桃子。
弟たちはそんなことは無いよと話す。
(桃子と弟達の4人がみんな仲が良い事が分かるシーンです)
でも応援で過激な言葉を叫ばないでね、と桃子に頼む弟たち。
桃子はどうやら、応援に来た時に相手選手に「死ねー」とか「やっつけろ」とか「ひっこめー」「ぶっ潰すぞ」とかいつも叫ぶそうです。
絶対に辞めてね!!と念を押す3人の弟たち。
桃子は分かったと伝える。
後輩ちゃん
私もエスカレートした時は、周りが見えない時はあるけど、ここまではさすがに出来ない。
③地球儀のキーホルダー
翌朝、ホームセンターに出勤すると、修理して直してある地球義のキーホルダーに気付く桃子。
「あれ・・えっ(直してある)」
一体誰なんだろう?と思いながらも、日南子に話しかけられて仕事に戻る桃子。
地球儀のキーホルダーはポケットに入れて(買って?)持って帰る。
物知りお姉さん
優しい性格の真人は地球儀をきちんと直しちゃたんだね。
クリスマスイベントを開催。
どうやら企画に対して先輩の市原日南子が、前からクリスマスに向けてイベントを社長に希望を出してしいた模様。
「クリスマスにドカーンと・・」
前にガサツな発言していた、桃子をクリスマスイベントの責任者に任命。
更にホームセンターが一丸となって実施するイベントなので、他の部署からもメンバーが選ばれることが伝えられた。
早速、今日の18時にイベントミーティングを開始。
配送部からも一人だけ打ち合わせに参加するとの事。
物知りお姉さん
桃子のガサツな性格がドラマを引き起こしていくのね。
あなた(仮)
(社長が出てこないけど・・・どんな人なのか気になる)
勝手にクリスマスイベントに参加させられる真人
夜勤明けで家で寝ている真人。
そこに、悟志からいきなり電話がかかってきます。
どうやら悟志は勝手に真人をクリスマスイベントの参加者にした模様。
真人「勘弁してくれよ・・・」と迷惑がる真人。
真人もホームセンターのイベントミーティングの挨拶に行く事になる。
あなた(仮)
(悟志さんって、お調子者で少し適当な性格なのかな?)
弁当屋の藤吉にて
母親の弁当屋のパートを手伝いにきた真人。
真人が「クリスマスのイベントをやることになった。」と母に伝えると母は喜んで何するの?と興味深々に喜んでいる様子。
しかし、真人は乗り気ではない様子で参加は断りそうな雰囲気。
接客中にクリスマスが近いことや人と話すことが、大好きな母親は弁当をお客さんにあげるときに
「ありがとうございました。メリークリスマス」
と口を滑らせていってしまう。
それを聞いた真人と中野藤吉(やついちろう)は一瞬ポツーンとしてクスクスと笑ってします。
しつこく何を提案するのと真人に聞く母親。
クリスマスイベントは「断ろうと思うけど・・悟志さんの紹介だから行ってってみる」と答える真人。
それを聞いて少し安心する母親。
弁当屋の主人の中野藤吉はその話を聞いてうちもクリスマスイベントをやろうと提案。
そして決定。
それを聞いて嬉しそうな真人の母親。
あなた(仮)
(貴子さんは真人の社会復帰を全力で応援しているのね・・・という事は?)
イベントを考えていた桃子
クリスマスイベントをしっかり考えてきた桃子。
クリスマスのレイアウトした店内の様子は桃子の頭の中にはしっかり入っている様子。
きちんとメモ帳にクリスマスイベントの企画や希望を書いています。
提案したメモ帳を見てニヤける桃子。
桃子が目を閉じるとハッキリと浮かび上がるクリスマスにドレスアップされた店内が浮かび上がります。
でも緊張は隠せない桃子。
桃子と真人の出会い
クリスマスミーティングの会議が始まり、配送部のメンバー(真人)を待っていた桃子達。
しかし・・・あまりクリスマスイベントに乗り気ではない真人は少し遅れ気味に出席。
真人はようやくミーティングスペースに到着。
ここで桃子と真人の2人は初めて出会います。
真人が到着すると、まずはチーフの日南子が挨拶することに。
リーダーとして紹介された桃子は自己紹介の時に「2020年のクリスマス‼・・絶対に良い、クリスマスにしたいです‼」と意気込みを語る。
そしていよいよ企画会議が始まる。
実は同じ考えだった桃子と真人
出てきたアイデアは、店内をキラキラにしたり、ぬいぐるみショーやデコレーションなど・・・・売上を上げようとする意見が多数。
みんなが提案をしたり、企画を出し合っている中・・・日南子は桃子の顔を見るが桃子はあまり浮かない顔をしている様子。
桃子はイベントについて何か考えはありますが?
と真人に提案を聞く。
ここで真人は、珍しく本音で語ります。
真人のクリスマスのアイデアと考え
「クリスマスって幸せの象徴でキラキラしてて・・・それでいいんですけど、キラキラしていると中々一人だったり、寂しかったり」
「なんか辛い思いとか、持っていると・・・目を背けたくなるっていうか、そういう人のちょっと・・触(ふ)れたいなっていうか、見に来たいと思えるような、そういうクリスマスだったらいいなって」
「後、木が好きなんで、本当の生えている木」
「電飾とかよりも・・本物のモミの木・・・でかいのがいいなって」
「ちょっと触りたくなるような」
「木はやっぱりいいし」
「(感染症で今まで)触るな‼ばっかりだったじゃないですか・・・(だから)そんな風に思いました。」
真人はみんなと違う視点と意見でクリスマスイベントを語りました。
その語る様子をみて、うっとりしてしまう桃子。
まだアイデアを発表していない桃子に対して日南子があなたは?と語り掛けます。
しかし桃子は、自分のノートを少し見て「まいったなあっと・・」困った様子。
それもそのはず、日南子は桃子のイベント提案ノートを見るとこう書かれていました。
桃子のクリスマスノート
派手さより親しみやすさ。
幸せな人だけではなくて・・・
寂しい人へ。
本物の大きなモミの木のツリー。
実は・・・・桃子は真人と同じ事(アイデア)をクリスマスイベントを考えていたのです。
(真人と意見が一緒だったことで、桃子の不安と緊張も和らぎます)
そのノートを見たチーフの日南子は桃子と真人の企画で決定します。
真人と桃子が考えていた企画に対して周りは拍手を送る。
企画の会議は終了して各自分の場所に戻ることに・・・・
後輩ちゃん
Xマスイベントで、2人だけ同じこと考えていたって・・・完全に運命じゃん。
物知りお姉さん
真人がイベントを語っている時に、見つめている桃子の顔がすごい可愛かったわ。
イベント参加を断ろうとしていた真人だったが・・・
会議が終わった後、真人の仕事の持ち場所に来た桃子は真人に対して、改めてお礼を言いに来ます。
桃子「ありがとうございます。」
桃子「よろしくお願いいたします」
桃子「(これからも企画を)助けてください」
笑顔いっぱいに真人に挨拶しにきた桃子。
真人「そんな・・・・こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
(桃子の笑顔を見た真人は企画の参加を断ることなんて考えられません)
桃子「いいクリスマスになりますね」
真人「うん…はい」と返事
真人は、勝手に名前を出した悟志に対して少し不機嫌になりつつも・・・クリスマスイベントに参加することに。
親友の浜野みゆきと恋バナ
久しぶりに会った親友(浜野みゆき)の世間話を夜中のコンビニの横ですることに。
桃子の家族の話を聞いた浜野みゆきは羨ましがる。
浜野みゆきは「家なんか・・・国からもらえる10万を、何とか私の分をくすねようとしやがって」と話す。
そのことをきいた桃子は「最低」とぶっちゃげる。
みゆきは桃子のそういう所が好きと伝える。
話していくうちに仕事の話から、恋愛話になり、理想の恋人の話になります。
親友(みゆき)は気になる人はいないと話す。
桃子も気になる人はいないと話すが・・・・・考えながらこう答えます。
「心が通じ合える人がいいのに・・・・」
「心の根っこっていうか・・・分かり合えるっていうか・・いたら、いいなぁ、そういう人」
と遠くを見つめる桃子。
その時に・・・・
クリスマスのアイデアが同じだった真人の事を思い出してしまった桃子。
あなた(仮)
(心の根っこで繋がるか・・・確かに、いいわよねぇ)
真人の過去(保護司が付いている)
休日になり、家で真人の母親が保護司の川上菊雄(光石研)の2人が真人について何か話しています。
川上菊雄「どうですか・・・真人君」
母親(吉岡貴子)「真面目に働いています。」
川上菊雄「もう大丈夫、あの子は十分償った。」
川上菊雄「彼が傷ついてしまうようなことが、起きなければ良いが・・・それが心配でね。」
母親「私が(真人を)守ります。命に代えても守ります。」と答える母親(貴子)
後輩ちゃん
真人は保護監察中で過去に何か事件を起こしたの?保護司って何をする人なのかな?
物知りお姉さん
保護司とは、過去に犯罪や事件を起こした人を、また引き起こさない(再犯しない)ように監視っていうか見守る人のことよ
桃子と真人が偶然2人で会話することに
休日中に河川敷を散歩していた真人は、グラウンドで少年(桃子の弟の優輝)たちがサッカーの試合をしている様子を見ていました。
(桃子の弟(朝輝)がサッカーをしている所に偶然に居合わせた真人)
(桃子と弟2人が3男(朝輝)のサッカーの応援に来ている)
サッカーが気になった真人は少し試合を見ていた。
桃子の弟(朝輝)が、あともう少しで良いところなのに、スライディングをされてコケてしまいます。
その様子を「ああっ」と残念そうに眺める真人。
その時、弟の試合を応援しに来ていた桃子がなんと試合に乱入。
相手の選手に文句を言いに行きます。
「ちょっと何、今の?ねえ何してくれる訳」
「朝輝、大丈夫?」
桃子を止めに来た、審判を吹き飛ばしてしまいます。
試合はいったん中止になります。
審判にレッドカード出される桃子。
エスカレートする姉を止めようとする弟2人
弟2人に抑えられた桃子は、不機嫌になりグラウンドを出てその場から離れようとします。
「ふざけんな・・・ムカつくわー」と桃子は悪態を垂れて歩いてきます。
しかし、歩いていたその先に真人がいました。
その様子をずっと見ていた真人。
見ていた真人に気付いた桃子はびっくりして・・・
「え?・・・何で?」
「こんな事、本当に初めてで・・・自分でも驚いちゃって」とごまかす桃子。
審判に抗議したり、悪態をついたり、暴言を吐いた様子を真人にすべて見られてしまっていた桃子。
隠してもしょうがないので真人に正直に話すことに。
自分の事を話す桃子と真人
桃子は自分の事を真人に話します。
3人の弟がいる事と家庭の事情を話す桃子。
今のホームセンターにお願いして働かせてもらった過去を真人に話す桃子。
高校を卒業したばかりで面接を受ける桃子
9年前の桃子は、高校生の制服を着たままホームセンターに働けるように頼んでお願いしていました。
その時に日南子が面接官にいたことも・・・
もし採用されたら
「絶対やめません‼」
「弟たちが大人になるまで、やめませんから」
「だからお願いします。」
必死に面接で伝えている桃子の過去の映像が映し出されます。
弟たちを幸せにすると決めた桃子
9年間弟たちを養っていたことで、自分は父親になった感じになったしまった事。
そのせいで、弟が元気にサッカーやっているとつい夢中になってしまうことも・・・・
弟たちが結婚するまで面倒を見てあげたいという思いも話します。
「あいつらの結婚式とか・・間違いなくなく泣きますね。」
「その時、私はどうなっているんだろう・・・というときは良く分からないですけどね」
「でも(私の幸せは)いいんです」
「あいつらを幸せにするって決めたんで・・私はあの時・・」
と真人に対して真剣に話す桃子。
真人も母親の事を話す。
他界した父親の事や母親と二人で住んでいる事。
父は3年前に死んだことも。
「母親を守りたい・・・」
恥ずかしながら桃子に本音を話す真人。
しかし、真人は自分の秘密はまだ桃子には伝えていません。
あなた(仮)
(桃子が自分の事を積極的にしゃべっても、やっぱり過去に起こした事件の事は真人は言えないのね)
④地球儀のキーホルダー
真人と桃子がベンチで座って話している時。
桃子が持っていた地球儀のキーホルダーを見てしっまった真人はつい反応してしまいます。
桃子「ん?」
真人「あ・・いや・・」
と声を出してしまう真人。
その瞬間・・・桃子は地球儀のキーホルダーを直した人が真人だったと気づきます。
桃子「ひょっとして直してくれました?そうでしょう。」
と聞く桃子。
ここから真人と桃子の距離が一気に近づいていきます。
恋愛について話をする真人と桃子
桃子は真人に質問します。
桃子「彼女とかいるんですか?と聞く(いい感じなのに・・・)」
真人「あい・・や・・・そういうのはあれで」
桃子「小声で(イイ感じなのに)」
桃子はつい勢いでしゃべってしまいます。
桃子「吉岡さんみたいな人は・・・もっとバキバキした人と付き合った方が良いと思います。」
桃子「例えば私みたいな・・・」
真人「え・・・」
つい言ってしまい、照れてしまう桃子。
桃子「あ・・・いや・・違う・・例えばの話ですよ・・例えば・・」
と何とか話を濁す桃子。
少し時間がたって、桃子の携帯に弟から電話が入ります。
弟たちとこれから、「がっつり2時間焼肉食べ放題に行くんですよ」と元気に話す桃子。
一気に仲が良くなった桃子と真人。
「じゃあ・・・また・・職場で」とサヨナラのあいさつをする桃子。
別れ際に「あの・・・これ(地球儀のキーホルダー直してくれて)・・・ありがとうございました!!」とお礼を言って去っていく桃子。
桃子「壊れかけていたけど、復活しました。」
桃子はカバンにかけていた地球儀のキーホルダーを真人に見せる。
そして桃子の事を見送った後に椅子に座りながら、手を軽く握る?真人。
ここまで1話は終わりです。
物知りお姉さん
桃子は暴走気味だけど・・真人役の林遣都は本当にピッタリ。
あなた(仮)
うん。桃子の周りの役者さんたちも凄くいい味出してる。
「姉ちゃんの恋人」1話のあらすじとネタバレのまとめ
ガサツな桃子の性格と地球儀のキーホルダーが桃子と真人をつなぐアイテムに。
真人は過去に何か大きな事件(犯罪?)を犯している。
クリスマスの企画で桃子は、やりたかったイベントの考え方が真人と同じだった。
桃子は自分のことよりも、弟たちの幸せの方が大切。