静を人質に取った頼朝が登場。
刀矢を会心させた義経。
しかし、静を車いすに乗せて、人質に取った頼朝が登場。
攻撃したら静の呼吸器を外すと義経達に伝える頼朝。
怒りのあまり頼朝を攻撃しようとする義経だったが、静を人質に取られて無抵抗な義経。
頼朝の授業が始まる。
頼朝は自分の過去を話す。
静は頼朝の高校2年の時の担任だった事。
同級生の平岡にいじめられてお金を巻き上げられていた所を助けたのが静だった。
そして、静に恋心を抱いてをしてしまった事。
静に目を付けられた、平岡は余計に頼朝に対するいじめをエスカレートさせてしまった。
平岡「(静先生)うざいから殺して来いよ。そしたらイジメを辞めてやる」
平岡に命令されて・・・
頼朝「静は自分を変えるのは自分しかいない。だから変えようと思った。」
だから放課後、静香を消すために尾行した。
階段を前にして・・・静を突き落とそうとしたが実際はできなかった。
静先生の事は好きだった。
だから押せないと思った。
しかし、気配にきずいた静先生が振り返った時。
ビックリして押してしまった。
頼朝「だから静先生のせい」
義経「救急車を呼ばなかったのかよ‼」
頼朝「救急車を呼ぶと僕が犯人だと分かるから呼ばなかった。」
切れて飛びかかろうとする義経を4人は抑える。
頼朝の額の傷の理由。
静を突き落としてしまった現実に・・・どうしていいか分からなかった。
犯行後、頭に壁をぶつけてアリバイを作った。
平岡に報告
平岡を呼びだして、静を突き落とした事を話した頼朝。
頼朝「平岡くーん。静先生を階段から突き落としてきたよ。」
頼朝「死んだと思うよ。」
額から血を流しながら、頼朝は平岡に報告する。
冗談で言ったつもりの平岡はビビってしまう。
頼朝「何、ビビってんだよおい!!」
頼朝の事を恐れた平岡はもうイジメなくなっていた。
そして、平岡からお金を巻き上げる頼朝。
頼朝の方程式
その事を話した後。
頼朝はこう答える。
勇気-正気=恐怖
頼朝は黒板に方程式を書く。
人に恐怖を与える時に必要な物は暴力と権力。
でも、それだけじゃあダメ。
自分の中にある勇気から正気を抜くことが大事。
大好きな、静先生を階段から突き落とす事なんて正気じゃない。
人に出来ない行動を取れる奴が人に恐怖を与えられるという事に気付いた。
静先生のおかげ。
ありがとう。
さらに・・
義経を埋めた日に静にキスした事を話して挑発する頼朝。
義経「お前を殺したいんだよ。」
激怒する義経。
土下座を要求する頼朝
しかし、頼朝は人質はこちらにある。
静の呼吸器を外されたくなければ。
土下座でお願いしろと要求する頼朝。
刀矢が代わりに土下座をしようとする。
刀矢「駄目だよ。義経先生」
義経が土下座をさせようとする義経に対して、自分が土下座をすると名乗り出た刀矢。
刀矢「僕たちが代わりに土下座しますから。許してください。」
力・弓・薙「(土下座)します。だからお願い」
義経「お前ら」
しかし、それでは納得しない頼朝は義経に土下座を要求。
頼朝「はい!!お前(義経)土下座して。(呼吸器)抜くよ?抜くよ?」
土下座をする義経。
義経「やめてください。」
土下座をした義経をみて笑う頼朝。
しかし、「義澤先生の土下座0円」と答えた頼朝。
無抵抗な状態の義経を蹴り上げた後。
引き続き義経に暴力をふるい続ける頼朝。
義経をナイフで刺せと刀矢に命令。
ナイフを隠し持っていた頼朝は、無抵抗な義経に刺せと刀矢に命令をする。
頼朝「大好きな義澤先生を刺せ!!」
頼朝「刺さないと静を殺す」
義経が伝えたい事
倒れた状態の義経がしゃべる。
義経「朝日先生ここで一つみんなに伝えても良いでしょうか?」
頼朝「うーん良いでしょう。サヨナラの前に授業をどうぞ」
最後だと思い義経の授業を許可する頼朝。
義経の方程式
人生×愛すること=地獄
人には2種類いる。
誰かを愛したことがある人。誰かを愛したことが無い人。
結婚しても子供がいても愛したことが無い人はいる。
誰かを愛すると気づけた時に、人生の色が増えていく。
誰かを愛するという事は人生にとってとても素敵な事だ。
そう思っていたが、まさかの事が起こる。
(静の方を見ながら)
愛しているのに(相手に)愛を向けられないなら地獄だ。
頼朝「だとしたら。僕は愛を知らずに行きたいなぁ」
地獄だとしても愛する事を知った人間は、臆病になれる。弱さを知る。
寂しさを知る。
だからきっと人にやさしくなれる。
静がこうなってから、私は生徒に全力で接することにした。
(生徒が)自分自身が立っている場所を気付かせてあげたい・
そう思うようになった。
静香が教えてくれたんだ・・・
目の前に愛すべき人がもっと×2いる事に。
4人を見ながら「私は君たちを恨んではいない。愛している。」
感動する4人の生徒達(力・薙・弓・刀矢)
義経の授業が終わる。
そして
頼朝「さあ「授業も終わりださ刺せ!!」と刀矢に命令する。
刀矢に刺される頼朝。
刀矢「うわー」
義経の方に向かおうとした刀矢だったが方向を変えて、頼朝を刺してしまう。
義経&3人「刀矢‼」
刀矢「はあ、はあ・・・・あれ?」
ナイフは刺さらない。
頼朝「防塵チョッキを着てましたー。」
防弾チョッキを着ていた頼朝。
頼朝「俺は死なない。」
反撃に出て刀矢を殴り続ける頼朝。
頼朝「刀矢君は僕に似ていると思っていたのに残念だよ」
殴られ続けた刀矢を見た義経は、思い切って大きな決断をする。
静の呼吸器を外す義経。
お前にさっき教わったよ。
静の呼吸器に手をかけた義経。
勇気-正気=恐怖。
頼朝「何してんだよ」
義経「さよならだ・・静。静はこうすることを望むはず。」
刀矢「義経先生」
弓「ダメぇ」
義経はなんと・・・・静の呼吸器を外した。
頼経「静・・・お疲れさまでした。」
静の顔からは大きな涙がポロリとこぼれる。
観念する頼朝。
頼朝「何してんだよぁぁぁぁ‼」
叫ぶ頼朝。
人質がいなくなった義経は、頼朝を殴り続ける。
必死になって屋上に逃げる頼朝。
義経が頼朝に与えた教育。
屋上まで追い詰められた頼朝。
義経「安心しろ。俺はお前を殺さない。
俺や刀矢・力・弓・薙はもうお前なんか怖くない。
その代わりお前に全力で孤独を与える
一番怖いのは孤独だ。
警察に行って罪を償わなければ、お前を全力で孤独の辛さを味合わせる。
イジメられて、教室で無視されたお前は孤独が死ぬほど嫌だったはずだ。
お前がしてきたことをネットやSNSを活用して何をしてきたか書き込んで孤独に追い込む。
これは復讐ではない、教育だ。
中には生徒から学ぶ教師もいる。
孤独に苦しめ。孤独に生き続けろ。それは地獄だ。
義経に「嫌だ、一人にしないで・・・ごめんなさい。」
義経の足元で泣きすがる頼朝。
どうしたらいいか分かるよな?頼田朝日。
頼朝「警察に行き自分の犯した罪を償います。」
泣きながらそう答えた頼朝は義経の胸に寄りかかる。
頼朝「心臓動いていない。あはははは」
ナイフを隠し持っていた頼朝。
頼朝「このゾンビが‼」
隠していたナイフで義経を刺そうとするが・・・
逆にお腹にパンチを食らってしまう。
吹き飛ばされてしまった頼朝は今度こそ、刺そうとする。
「お前を消す」と言いナイフを天井に突き立てたが・・・
その瞬間。
雷が鳴り・・・雷に打たれてしまった頼朝。
天に突き立てたナイフが避雷針になって雷が落ちて感電死してしまった頼朝。
教室に戻る義経と4人。
教室に戻り。
これで終わりだ。
義経「朝日に呼び出され殺されそうになった」その事だけ伝えればいい。
薙「でも」
みんなの幸せになれる嘘だってある。
体はもう死んでいる義経。
屍としてひっそりと生きることを決意した義経。
俺の体は日の光にに当たるとだめらしい。
体はもう死んでいるらしい。
森の中でひっそりと過ごすよ。
力「じゃあ会いに行っていいですか?」
義経「ダメだ」
4人に最後の言葉をささげる義経。
力(りき)‼ちからで開かない扉はたくさんある。その扉が開くとしたら知恵と愛だ。
剣力「はい」
薙‼なにも名になった時に残ったものを信じろ。そこのある愛を死ぬほど大切にしろ。
そこからまたたくさんの花が開く。
大木薙「はい」
弓‼たくさん恋しろ、無様でいいたくさん恋して傷つけば
きっと愛にたどり着ける。その時の弓は最高に綺麗だ。
長井弓「はい」
刀矢‼自分の後悔は一生消えることは無い。たくさんの愛を知って本当のリーダになれ。
藤原刀矢「自分の犯した罪を償う所から。歩き始めます。」
力・薙・弓・刀矢「ありがとうございました」
お前ら全員嫌いじゃないです。
義経の最後の授業が終わった。
義経にお礼をする伊吹
帰るために静を連れて廊下を歩いていた義経。
伊吹が「先生。ありがとうございました」とお礼をする。
命‼弱さを知るものが一番強い。
伊吹「はい」
お前のおかげで2度生きれた。ありがとう
静を埋めた義経。
人気のない森へ行き静を埋めた義経。
静を埋めた場所に一凛の花を挿す。
「静ゆっくり休んでください。」
そして、渡すはずだった婚約を見つめる義経。
その時・・・・雷が静の墓に直撃する。
静が復活
雷の衝撃で生き返った静。
墓から出てきた静香は・・・・生きていた時事の全てを思い出す。
静「うううううう。あああああああああああ」
静「なんで、何で、何で、ええええっっ」
絶望する静香。
義経「静‼」
静香を抱きしめる義経。
そして
「これからは2人で死んだまま生きよう」そう伝えた義経。
過去を思い出す静香
静「死んでもまた来世でも一緒かもね」
義経「じゃあ。ずーっと一緒だね。」
義経を抱きしめた静は・・・「経男さん・・・」
義経「愛している」
静「愛している」
静かにプロポーズをした義経。
そして、持っていた婚約指輪を静に付ける義経。
義経「結婚してください。」
静香「はい」
キスをする2人。
最後に出来なかった。
行ってきますのキスをして抱き合う2人。
そして最後に森の奥深くに消えていった義経と静。
終わりです。