愛犬にノミ・ダニ予防と対策!愛犬にノミダニがいたらどううしましょう。
気持悪ーいノミやダニの存在。
あなたは愛犬のノミダニ対策をどうしていますか?
きちんとしていないと、散歩中に道端からノミダニの卵や成虫をくっつけて帰って来てしまってそのまま増殖して…。
『気付いた時には愛犬の体を小さな虫がうごうごと這いまわっている』
なんてことになってしまいますよ。
そんなこと、想像するだけで背筋がぞわぞわしてきますよね。
「きちんと予防していればこんなことにはならなかったのに…」
そんな風に後悔してからでは遅いのです。
そういう後悔をしないためにも、これから紹介するノミダニ予防をきちんとしていきましょう。
犬に付くノミやダニの予防・対策
愛犬がよく使う場所をこまめに掃除する
掃除をしないと、愛犬や人間が外に出たときなどにすでに持ち帰ってしまったノミダニを増殖させることになります。
ですので必ず掃除をして、増殖を阻止しましょう。
特に掃除機は手っ取り早く吸い取ることが出来ますし、広範囲を掃除出来るので、良い方法だと思います。
しかし吸い取ったゴミは、必ずすぐに捨てるようにしてくださいね。
ノミダニはどれだけ人間に毛嫌いされていても生き物ですから、必死で生き延びようと掃除機の隙間から逃げ出そうとします。
逃げ出した後は、部屋の隙間に入り込み、隙を狙って愛犬や人間の体に住み着き、いつの間にやら増殖してしまいます。
そう思うと何かにとり憑かれたみたいで気持ち悪いですね。
そんな気持ち悪いノミダニに住み着かれないためにも、きちんと掃除をしましょう。
シャンプー&ブラッシングをする
シャンプーは月1~2回、ブラッシングは毎日でもしてあげると効果的です。
その時には、肌が何かに刺されている様子はないか、ノミダニが住み着いていないかも一緒に確認してあげてくださいね。
そうすることによって、予防と同時にノミダニの早期発見につながります。
万が一ノミダニがいたとしても、早期発見であれば駆除が楽になりますよ。
ようするに、シャンプー&ブラッシングは予防も出来て早期発見も出来る、実は侮ってはいけない愛犬のケア方法だったんですね。
予防薬を使う
予防薬には、首に液体のようなものを垂らす「スポットタイプ」と、
首輪の代わりに付けることが出来る「首輪タイプ」があります。
どちらの予防薬も効果はあるようですが、副作用に気を付けなければいけません。
ノミダニを予防するための薬とは言え、薬は薬です。
そのため、人間が薬を飲んだ時と同じように副作用が出る場合があるのです。
もちろん、全部の犬に出るわけではなく、稀に出るということです。
ですが、万が一愛犬に副作用が出たときのことを考えると、市販の予防薬を使うよりも先にかかりつけの先生に相談した方が良いと思いますよ。
ノミダニが愛犬の体に見つかったら
予防法に加えて、以下の方法をしてみてください。
駆除薬を使う
駆除薬には、おやつやドッグフードのように食べることが出来る「チュアブルタイプ」と、
予防薬でも紹介した、液体のようなものを首に垂らす「スポットタイプ」があります。
ですが、これも薬ですから、先ほどの予防薬と同じく副作用が出る場合があります。
ですので駆除薬を使う時には、まずかかりつけの先生に相談した方が良いと思いますよ。
ノミ取りグシを使う
ノミ取りグシは、ホームセンターや通販などで買うことが出来ます。
クシ本体のみのものとカバーが付いているものの、2パターンが売っているのですが、私は断然カバー付きの物をおススメします。
ノミダニは小さくすばしっこいので、クシ本体のみだと高確率でピョーンと跳ねて逃げて行ってしまいます。
取っても取っても逃げてしまっては労力の無駄遣いですよね
ですから、ノミ取りグシを買う場合はぜひカバー付きのものを買ってくださいね。
ちなみに、ノミダニの増殖はあっという間なので、クシで取ったら想像以上にごっそり取れる場合があります。
私は大量に取れたそれを見た瞬間発狂しました。
「黒い塊がうごうごと動いていて、それが愛犬の体にいた」それはすでに恐怖ですよね。
虫が苦手な方は愛犬に触るのもためらってしまうレベルです。
ですが、そこまで増えるのは予防をきちんと出来ていなかった場合だけですので、きちんと出来ている方は取れる量は少ないですから安心してくださいね。
注意点
「ノミダニは絶対につぶさないこと」です。
ノミダニは高確率でお腹にたくさんの卵を持っています。
そのノミダニをつぶしてしまうとその卵がお腹から出てきてしまい、卵からたくさんの新しいノミダニが生まれ出てきます。
つまり、一匹つぶすと何十倍にも増えて帰ってくるんです。
「でもつぶすことによって卵もつぶれるのでは?」と思うかもしれませんが、
残念ながらつぶれることはありません。
ノミダニは生命力がとても強く、そう簡単にはつぶれてくれないのです。
ですので見つけたら、必ずセロハンテープなどで挟み込むように捕獲し、ごみ箱に捨ててください。
まとめ
どうですか?ノミダニ対処法の参考にはなったでしょうか。
愛犬にノミダニがいると血が吸われすぎて貧血になったり、皮膚病になったりする場合があります。
苦しんでいる愛犬の姿は見たくもないものですよね。
もし愛犬が苦しんでいたら自分自身も苦しくなって、悲しくなってしまうでしょう。
そんなことのないように、ノミダニ対策をきっちりとして、健康な愛犬と一緒に楽しい生活を送っていってくださいね。