犬の正しいシャンプーの知識が身に付く事で1人出来る様になります。
愛犬のシャンプーやお風呂などはトリミングサロンを使ってらっしゃる人もいると思います。
ですが、もし自分たちでシャンプーすることが出来れば一回のシャンプーで4000円ぐらいするところもありますので必要以上にサロンにいかなくて済む場面も出てきて、経済的にも助かりますよね。
ぜひ見ていただければと思います。
目次
犬のシャンプーについての方法や知識。

本来、犬という動物は水が苦手な生き物ですので最初は難しいかもしれません。
でもチャレンジする価値はありますので、是非挑戦してください。
準備編

優しく声をかけながら、まずはブラッシングで抜け毛を取ってあげましょう。
この時に楽しい雰囲気を出してあげましょう。
声をかけは例えると、電話でよくお母さん出すかん高い声や、あなたの友人や知り合いが付き合ったばかりの恋人に出すぐらいの電話の声で。
テンションが高くて明るいトーンでしゃべりあけましょう。
お風呂は楽しい事で怖くないよという事を伝えてあげましょう。
(この時点で感の良い犬は何かあるんだろうな?と察知しています)
シャワー

お風呂場に入ったら逃げないように出口を閉じましょう。
お湯を入れていない浴槽の中へ、頑張って怖がらせないようにしましょう。
シャワーからお湯がでる、ジャー×2という水音が苦手な犬もいるので、
なるべく音をたてないように、犬の体にシャワーヘッドを近くに持って行きましょう。
「お湯を出すよー」と伝えてあげましょう。
お湯で濡らして行きましょう。
この時に濡らす順番としては、頭に水をかけられるのが嫌がる犬が多いので
順番としては足→お尻→背中→首→顔といった順番でお湯にかけていきながら
お湯にならしてあげましょう。
ここまで来るのに結構な苦労しますが頑張ってください。
シャンプーの注意点として
直接犬の体にかけてゴシゴシ洗うことはやめてください。
また犬用のシャンプーでも犬にとっては刺激が強かったりします。
あまり強い力でゴシゴシ洗うと犬が怖がるうえに嫌がります。
まずシャンプーはバケツの中で泡を立ててからできた泡を犬の体につけていきましょう。
順番としてお湯をかけると同じように、下から足指→足→お尻→おなか、背中→首→顔の順でシャンプーしていきましょう。
特に注意すること
口や鼻のなかに入ったりすると水を嫌がるようになるので気をつけましょう。
背中を洗うとき毛並みを反るような感じで洗ってあげると、泡立ちがよくなりシャンプーしやすくなります。
耳は特に汚れる箇所なので耳を閉じて耳の裏の部分までしっかり洗ってあげましょう。
肛門線絞り(2人でするのがお勧め。)

二人がかりなら肛門線を洗うことができます。
犬は基本的にはお尻を触られるのは嫌がります。
それは私たちも同じです。
やさしくゆっくりできるだけ力を入れずに実行してください。
肛門の形が縦に伸びるように左手で尻尾を持ち上げましょう。
右手で時計の「8時の方向に親指」・「4時の方向に人差し指」・を持ってきて肛門の奥の部分を軽く揉んであげながら洗ってあげてください。
肛門の方向にゆっくりとやさしく押し上げるようにする事がコツです。
このときに強い力を入れないでくださいね。
分泌液が出てきたら成功です。
とても臭くて、勢い良く飛び出ることもあるので注意してください。
また肛門の上にティッシュをやタオルをかぶせて飛びちりを防止する方法もお勧めです。
ここはなるべく2人がかりでやったほうが効率よくできます。
一人が肛門線を洗ってあげる役。
もう一人は犬の顔をなでながら顔をお尻の方に持ってこないように、興奮や不安定を優しくなだめてあげる事に徹してあげしましょう。
二人で協力すれば肛門線のシャンプーも慣れて比較的に楽にできるようになります。
シャワーを掛けて泡を洗い流す
洗うときとは逆で顔→首→背中→お腹→お尻→足の順番で洗い流していきましょう。
ここで洗い残しがあると皮膚病の原因になったり、毛がからまったりしますのでしっかり洗い流すことです。
せっかくシャンプーをしたのですから、きちんと地肌まで洗えているかきちんと確認してあげてください。
お風呂場でしっかりと体を拭いてあげましょう。
吸収性のよいタオルを使うと、比較的楽にふき取ることができるのでお勧めです。
吹き終わったら、脱衣所まで移動してドライヤーを使い乾燥してあげましょう。
火傷を回避するために体にバスタオルをかぶせてその上からドライヤーをあてていきましょう。
このときドライヤーの温度で犬が火傷をしないように、室温よりも少し暖かい風を掛けてあげましょう。
毛が長い犬や体が大きめのワンちゃんだとここが一番大変かもしれません。
シャンプー後

私の飼っている、シーズの1匹のほうは開放されたかのように興奮して飛び掛るようになります。(笑)
シャンプー後の犬は清潔感があり、毛並もモフモフとしてとても可愛らしいですよね。
頑張ってお風呂に入ってシャンプーした事をたっぷり褒めてあげましょう。
綺麗になったので心置きなくモフモフしてあげましょう。
最後に・・・

トリミングサロンは高いというイメージがありますが、こういった事をご自身で経験すればそれだけの大変だということが分かった方もいればあれ?意外と簡単じゃない?たまには自分たちでやってみよう。
などと思った方もいらっしゃるかと思います。
実際自分たちでやってみてどれくらいの労力がかかるかるのか体験してみれば分かることがたくさんありますよね。
それでは良い愛犬生活をおくってくださいね。