犬にボール遊びを教える方法を伝えていこうと思います。
「犬のボール遊びってどうなんだろう」
「難しそうだけど興味がある。」
「ボール遊びを覚えさせたい」
と思っている人に伝えていきます。
犬のボール遊びはとてもお勧めです。
理由として、あなたはとても楽に愛犬の運動不足を解消できるようになるからです。
ボール遊びを覚えれば、あなたが投げたボールを愛犬が咥えて持ってきて手の平に渡すようになります。
ボール遊びは以下のループになります。
①犬がボールを咥えて持ってくる→②ボールを投げる→繰り返し
あなたは動かなくてボールを投げるだけなので楽です。
ボールを投げるだけで愛犬の運動不足を解消できるようになります。
また、わざわざ外に出なくても良く家の中で練習できます。
部活でいうテニスボールの玉を拾って持ってきてくれる後輩が出来るといってもいいでしょう。
更に覚えれば、ボール遊びが楽しくなりみんなに自慢したくなるようになりますよ。
頑張って挑戦する価値は十分ありますので是非読んでもらえればと思います。
目次
愛犬とボール遊びの教える方法
ボール遊びは犬の本能を刺激する遊びです。
犬には狩猟本能がありますから、投げたボールを追いかけます。
手に入れた餌を巣に持ち帰る習性もありますので獲物を運ぶこともできます。
ですが、飼い主の思ったような遊びにならないのが現実です。
要は犬がボールを咥えてもこっちに持ってこないんです。
これがボール遊びを覚えさせるのあたっての問題なんです。
犬のボール遊びが失敗する理由。
投げたボールは追いかけるけど、咥えてこっちに持ってこない。
咥えたボールは持って来るけど、渡してくれないから無理やり取らないといけなくなる。
こういったことになっているのが殆(ほとん)どではないでしょうか?
犬からしたらいったん咥えた物は自分の獲物です。
犬の本能ですのでなかなか手放せません。
あなただって自分が努力したのに他の人に手柄を奪われたらいい気がしませんよね?
ボールの取り合いになっているうちに愛犬は「よこせ」と奪われたら、戻らなくなるのは仕方ないことです。
犬「せっかくボールを取ったのに取られたら面白くないや、他のことやったほうが楽しそう・・」
犬がこんな風に思ってしまったら、ボール遊びに興味が無くなってしまいます。
ボールをゲットしたけどあなたに取られたからボール遊びは面白くないと思わせない様にする必要があるんです。
ボール遊びの覚えさせかた
ボール遊びを覚えさせるためには、やはりご褒美とボールを使います。
投げたボールを咥えてきたらご褒美をあげましょう。
獲物のボールには執着心がありなかなか離したがりません。
ですが、さすがにご褒美にはかないません。
ご褒美を差し出せば咥えたボールを離してぱくっと食べるはずです。
食べ終わったらまたボールを投げましょう。
そして、ボールを咥えて戻ってきたらまたご褒美です。
これで犬はボールの執着心より、運んできた時に食べれるご褒美のほうに心は奪われるでしょう。
そして犬は「ボールを持ってきたら、ご褒美をくれるんだ・・・これは良いなぁ」と考えるようになります。
こうなったら、もうこっちのモノです。(笑)
慣れてきて、運んできたボールを手のひらにぽとりと落とす様になったらご褒美をあげます。
そうすれば、きちんとボールを手のひらに落とすことも覚えます。
始めは外ではなく家の中でも練習しましょう。
ボール遊びの失敗した時のコツ
ボールも持ってくるまでに様々な失敗することがあります。
その時の対処方法について伝えて行こうと思います。
①ボールに興味がない。
ボール遊びは楽しいとあなたが犬に伝える必要があります。
犬がボールに興味を持つように最初あなたがボールを追いかけて遊びましょう。
犬が興味を持つはずです。
興味を持って来たらこまめに褒めてあげましょう。
②ボールを咥えても持ってこない。または逃げる。
リードを着けて近くにボールを投げて咥えたら、リードを引っ張って褒めながらボールを受け取る。
また直ぐにボールを投げて、リードを引っ張って呼び寄せて褒めながらボール受け取る。
慣れたら少しずつ距離や感覚を伸ばしてきましょう。
分かりやすい様に動画を貼り付けています。PCでそのまま見ることができます。
スマホの場合は下記リンクから動画に飛ぶことができます。
ボール遊びの例外(ご褒美に執着する場合)
ご褒美に集中するあまり、ボールを投げても取りにいかない犬もいると思います。
この場合ボールを2個使うことをお勧めします。
ボールを一個投げて咥えて戻ってきたらもう一個のボールを見せて「出せ」と言いましょう。
犬は新しいボールに興味を持つので咥えてきたボールを離します。
そしたら「よし」といって2個目のボールを投げましょう。
ここで咥えたボールを離さないなら2個目のボールは投げないでください。
この方法で犬は「ボールを持って来たけど新しいボールはもらえない。でも口から離すとボールを投げてもらえるんだ・・・」と理解します。
ボール自体がご褒美の換わりになるのです。
犬のボール遊びでの注意点
ボール遊びを覚えさせるにあたって注意することを伝えていきます。
無理せずに1日で覚えさせようとせずまずは気長に取り組みましょう。
楽しくないと犬もストレスを感じて長続きできません、あなたも一緒に楽しく続ける必要があります。
また、犬にも個体差があり、好みがあり好き嫌いがあります。
嫌がる場合は無理強いをしないようにしましょう。
犬のボール遊びまとめ
練習しやすいようにまとめて書いておきます。
犬のボール遊びの教え方
①ボールを投げる。
(最初は短い距離で始める)
②犬がボールをくわえて持ってきたら、オヤツと交換する。
(この時に褒める)
③オヤツを食べ終わるまで待つ。
①から③の繰り返し。
慣れてきたら、手の平にポールをポトンと落とす様になったらご褒美をあげる。
褒美に集中する場合はボールを2個使う。
①ボールを咥えて来たら、もう一個のボールを見せて「出せ」と合図する。
(ボールを離さないのなら、ボールを投げない)
②ボールを出したら「よし」と合図をしてもう一個のボールを投げる。
①と②の繰り返し。
最後に・・・
このボール遊びが出来るかどうかであなたと愛犬との関係性がどれくらいなのか分かります。
犬が自分の所有物になった物を素直にあなたに渡すという行為は犬が主従関係をきちんと理解していることになります。
出来るようになると愛犬が賢くなったように思えてくるので、寄りいっそう絆が深まることは間違いありません。
愛犬との良い関係作りのためにボール遊びを覚えたら積極的にボール遊びをしてあげましょう。
家でできるようになったら今度は外でボール遊びをして見ましょう。
出来るようになれば自慢できます。
愛犬ライフがとても楽しくなるでしょう。
ぜひ挑戦してみてくださいね。