犬の困ったイタズラに悩んでいて、やめさせたい時の予防方法をお伝えしていきます。
家に帰ってきたら、愛犬が家具を噛んでいたりゴミ箱がぐちゃぐちゃだったりしたことはありませんか?
せっかく仕事から疲れて帰ってきて家でゆっくりしたいのに掃除から始めるというのは、
気分が下がりますよね。
こういった悩みを無くすために愛犬の困ったイタズラのアンケートベスト5までの対処方法を是非読んでもらえればと思います。
このページに書かれたことを実践していただければ、対処方法が分かり愛犬がいたずらをしなくなります。
またイタズラをしている時のワンちゃんの気持ちも書いているので参考になればと思います。
それではアンケートで多い順に対処方法を書いていきましょう。
目次
犬の困ったイタズラベスト5と止めさせる方法。
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第一位 物をかじる
一番相談が多いものをかじるイタズラ、誤飲をすることも多いのでやめさせましょう。
なぜかじるのか?
犬は食べられるかどうか判断するのに取り合えず口の中に入れて確かめることから始まります。
かじってみて「おいしかった」「楽しかった」「気持ちがよかった」など
なにかイイコトがあったり経験すると、またかじってしまいます。
また子犬の場合、歯がかゆくてムズムズするのを無くすためにかじっている事があります。
犬の気持ち
対処方法として
家具や電化製品には、ビニールやアルミ箔などかじられにくい素材でカバーしましょう。
電気コードは、まとめるカバーをつけるだけでかじられにくくなります。
生後8ヶ月までの子犬でしたらおもちゃを使ってかじりたいという欲求を満たせば
かじりにくくなります。
かじり癖防止スプレーを使うことでやめさせることが出来ます。
愛犬がいないところでよくかじる所にスプレーを掛けましょう。
第2位 持ち逃げ
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/04/イタズラ.jpg)
何で持ち逃げするのか?
咥えた時に飼い主さんが反応するため持ち逃げしたり隠したりします。
犬にとっては、口に咥えて手に入るものは全て自分のものになります。
取り上げられそうになると獲物を奪われるのを避けるためどこかへ持ち逃げします。
また、繰り返すうちに追いかけっこを遊びだと思ってしまい
遊びたいからわざと持ち逃げするようになることもあります。
あとで、咥えたものをじっくり遊ぼうと見つかりにくいように隠す犬も
犬の気持ち
対処方法として
床など地面に犬の届くところに置きっぱなしはやめて、犬に投げるおもちゃなどは紐をつけましょう。
無理やり奪うと犬も意地になるので、おやつと交換して持ち逃げされないようにしましょう。
またおもちゃやボールなどは紐をつけて持ち逃げを防ぎましょう。
第3位 ゴミ箱を漁る
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たまたま、一度ゴミ箱の中をみてしまい、食べ残しがあったり、ティッシュなど興味を引く物があったら犬にとっては色々なにおいがする宝箱みたいなものになってしまいます。
また犬には箱などがあった場合、入っているものを全部出したいという欲があります。
ですからゴミ箱に興味を持ちやすいのです。
犬の気持ち
対処方法
フタつきの重さがあるゴミ箱に交換するかゴミ箱を愛犬の届かないところに置きましょう。
また、一緒にいる時でゴミ箱を漁りそうになったら「オイデ」をして呼び出していたずらするのを回避しましょう。
呼び込んでも反応が薄い場合、おやつを使って呼び出すのも効果的です。
第4位トイレシーツを破る
愛犬が留守中に暇な時になんとなくトイレシーツで遊んでみたら、
楽しさを覚えた時やエスカレートして噛み切ったら、
中から綿がどんどん出てくる、細かく引きちぎれたり、振り回すことも。
この3パターンは狼が獲物を捕らえた時にする本能を従った行動に近いことが分かります。
獲物を捕らえた時の本能を満たせる楽しい行動になります。
犬の気持ち
対処方法として
現状トイレシーツを上に置くだけタイプのトイレトレーを使っているのでしたら
イタズラ防止機能の付いたトイレトレーを使うことで解決します。
イタズラ防止機能とは、上にメッシュが付いてペットシーツをはさんで犬が触れないように固定できるものになります。
また、イタズラ防止のトイレトレーを使っていたずらをしなくなった後に
普通のトイレトレーに戻したらイタズラをしなくなったという話も聞きます。
第5位 破壊行動
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破壊行動はトイレシーツと同じで獲物を捕まえて、解体作業、といったワンちゃんの本能を刺激する興奮状態になるから病み付きになってしまうのです。
例えばぬいぐるみをかじったら首の部分から綿が出てきた。
この首を狩るという動作は、野生の動物が獲物にとどめをさす時の攻撃になります。
獲物を捕らえたような感覚になり
次から次に中身が出てくることが楽しくなりやってしまう行動です。
犬の気持ち
対処方法
中に綿などスポンジが入ったものを与えるのはやめて
壊れにくいおもちゃなどを与えましょう。
犬用のガムなどを噛ませることで愛犬の欲求を満たせることができます。
また、引っ張りっこなどをして遊んであげるのも良いでしょう。
最後に・・・
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犬は噛むという行動が生活の中心で物を破壊したり散らかしたりするのは本能の部分があるので仕方ないことだと思います。
またイタズラや破壊行動が終わった数時間後に後に叱っても効果がありませんし
ワンちゃんのイタズラと思える行動は、暇つぶしやストレス、本能的な遊びなどを解消
していることが多く日ごろの欲求不満がこういった行動を引き起こしている可能性もあります。
私たちが対処してあげることで防げることがほとんどです。
毎日きちんとした運動や散歩・遊びなどコミュニケーションを大事にしてあげてくださいね。