犬のストレスを解消する方法をお伝えしていこうと思います。
一人暮らしでお仕事をされている方は毎日忙しい日々を送ってらっしゃると思いますが、家に帰ると首をながくして待ってくれている愛犬は疲れた心を癒してくれる唯一無二の存在ですよね。
でも毎日の仕事で家にいない時間が多いせいで、愛犬にさびしい思いをさせてストレスを抱えていないか心配ではないでしょうか?
ストレスを抱えてしまうと心の病や問題行動の原因につながり、また身体にもよくありません。
犬はなぜストレスを感じてしまうのか?犬の先祖の狼は本来群れという集団で生活していました。
その習性が残っており、孤独や、ジッとしているのが特に苦手で安心できなかったりすると大きなストレスを感じてしまいます。
目次
犬のストレスの原因と解消方法
原因として
仕事の時の留守番で刺激のない毎日や、一人のときが多い落ち着かない環境、忙しくて散歩ができなかったりする運動不足やあなたとの日ごろのコミュニケーション不足などです。
ですのでこれらを少しでもいいので解消してあげましょう。
刺激のない生活からの脱出
日々の生活で刺激を受けさせてあげましょう。
留守番の前に5分でもいいので散歩させてあげてください。
家から出て、外の匂い、たくさんの景色、肉球で地面を歩く、さまざまな音を聞いたり、色々な犬や人との出会いなどの経験は普段家にいる愛犬にとってはとても大きな刺激になります。
たとえそれが5分であってもです。
5分の散歩に行く時間がどうしても取れないのでしたら窓をあけて外の景色を見せてあげましょう。
外の匂いや音を感じ取ってそれだけでも刺激になります。
毎日違うタイプのおやつをあげて変化をつける
留守番の時しか、あげない特別なおやつを数種類用意してあげましょう。
毎日、日替わりであげればそれだけでマンネリ気味の留守番から刺激な毎日になります。
食べることが大好きで楽しみな愛犬は「今日はどんなおやつをくれるんだろう」と思わせることができて留守番のストレスを和らげることができます。
日ごろの運動不足の解消
運動不足はストレスの原因になります。
しつけや特技をさせて運動不足解消
オスワリ・フセ・オテなど覚えているしつけを、リズムよく指示して上げましょう。
出来たらオーバーアクションで褒めてあげてください。
更におやつをあげればもっと楽しいでしょう。
しつけの復習や訓練にもなるし、一石二兆ですね。
おやつ探しゲーム
愛犬の好きなおやつを部屋の椅子やテーブルやベッドの下などに隠して、愛犬に探させて頭を使わせあげましょう。
愛犬が探して見つけたときに一緒に褒めてあげてください。
そしたら、おやつとあなたに褒められることで嬉しさが2倍になります。
アドバイス
忙しいときは3分でもいいので遊んであげてください。
短時間でも効果があり、あなたも楽しんで一緒にすれば愛犬も嬉しい気持ちになります。
落ち着かない環境の改善
落ち着かない場所や原因があるとストレスを抱えてしまう原因に。
落ち着ける場所を作ってあげよう。
怖いときにいつでも逃げたり、隠れるたりすることが出来る
安心して睡眠をとることができるハウスや、特別な場所を用意してあげましょう。
犬は狭くて暗い場所で眠りに付く習性があるためこういった落ち着ける場所を用意してあげることで環境の不安を解消してあげることが大切です。
持ち運べるタイプのハウスだと、ハウスに入れたまま移動できるので旅行や移動中のときでも愛犬はリラックスできるのでお勧めですよ。
1日1回は愛犬をなでてあげましょう。
愛犬の体調を考えてあげながら、マッサージや愛犬の身体をやさしくなでてあげましょう。
なでられて喜ぶ身体の場所を触ってあげれば愛犬の心を癒すことが出来るでしょう。
また愛犬の肉球をそおっと押してあげると安心感を与えることができます。
押されることを苦手な犬は触ってあげるだけでも大丈夫です。
足の感覚を認識させることで、愛犬をリラックスさせることが出来ます。
*触られることを嫌がる犬や、興奮しているときはやらないようにしてあげましょう。
コミュニケーション不足の解消
普段からコミュニケーションをとってストレスを抱えないようにしてください。
愛犬に声を掛けてあげましょう。
忙しくて構ってあげられないときでも話しかけてあげましょう。
声を掛けるときは愛犬が大人しくしているときに有効です。
「イイ子だね」など声をかけて褒めてあげてください。
こういった行動で愛犬はあなたに「いつも注目されているんだ」と思うようになります。
からだのお手入れやスキンシップ
マッサージやブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングは愛犬の身体を清潔に保つだけではなくスキンシップを取れることで信頼関係を育むことが出来ます。
少しの時間でもよいので、ブラッシングやマッサージをしてあげてください。
短時間でも構ってあげれば愛犬は幸せを感じます。
最後に・・・
あまりにストレスが蓄積されると、分離不安などを引き起こしてしまう可能性があります。
そうなってしまうと、あなたもにも負担がかかってしまいますので普段から上記の方法でストレスと不安をなくしてあげてください。
日ごろのちょっとした時間、5分や3分でもいいので構ってあげて毎日ワンちゃんの存在を、少しでも気にかけてあげてくださいね。