犬にもやしを食べさせる方法やメリット・注意点について書いて行きます。
「犬に、もやしって食べさせていいの?」
「愛犬にもやしを食べさせてみたいけど、大丈夫かな?」
と思っている人に向けて伝えていきます。
この記事を読んでもらえれば、もやしを愛犬に食べさせることが出来るようになりますよ。
もやしって安くて、馬鹿にされそうなイメージですが、実は栄養価が高い野菜なんです。
更にカロリーも低いのでダイエットにもお勧めです。
食べさせるときに注意したい点は1つだけです。
それは細かく切ってあげる事です。
これだけ守れば大丈夫です。
そのほかに細かい点や食べさせ方などを詳しく伝えて行きますので是非、最後まで読んでいってくださいね。
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目次
犬がもやしを食べることについて
もやしはとても安い値段で買えてしまうためコストパフォーマンスに優れた食べ物なんです。
また、もやし100gに対して14㌔カロリーとカロリーもとても低く、犬にダイエットさせたかったら「もやしを食べさせたら良い」と獣医さんが教えているぐらいです。
もやしの栄養素
もやしはアミノ酸や、ビタミンC、植物性たんぱく質などが多く含まれており、豊富な栄養素がいっぱいあるんです。
また水分が92%を閉めており、水分補給にもなります。
ビタミンC
体内の酸化を防いで老化防止やガンを抑制します。
犬の体の抵抗力を強くして、菌や病気の原因となるウイルスに犯されないために必要です。
また、皮膚を作るコラーゲンを生産するにあたって必要になります。
ビタミンK
怪我をした時に血液を固める止血効果があります。
また骨を作るのに必要です。
アミノ酸(アスパラギン酸)
新陳代謝を良くして、疲れを回復させるを効果があります。
食物繊維
腸内環境を整えて、適度な刺激を与えて、便秘を予防します。
たんぱく質
犬にとても必要な成分で、骨・血液・皮膚・筋肉を作るうえで土台となる栄養素です。
カリウム
体内の老廃物や余分なナトリウムを外に出して、犬の体内を浄化します。
葉酸
ビタミンB軍の一種でたんぱく質を分解したり、細胞を身体から作るのに必要な栄養素になります。
不足すると貧血などを引き起こしてしまいます。
リン
骨や歯を強くしたり、神経系等や筋肉の状態を正常に働かせるといった役割があります。
もやしの調理方法
もやしを食べさせる方法として、①電子レンジを使う方法②お湯で茹でる方法と③フライパンで炒める方法があります。
調理する前に必ず食べやすいようにカットすることを忘れないでくださいね。
もやしの洗い方
まずは調理する前に、もやしを美味しく食べるためにしっかり洗う必要があります。
水でよく、もやしを洗えばあの臭いは取れます。
もやしの洗い方として、もやしが浸かりきるぐらいのたっぷりの水を用意して手で軽く混ぜながら洗いましょう。
洗っていくうちにだんだん匂いが取れてきます。
匂いが取れてきたら、手間を掛けて少しずつザルにすくっていく事でもやしのいらない部分と分けることが出来ます。
①電子レンジを使う調理法
水でもやしを軽く洗ったら、深めの加熱皿にもやしを入れて上にラップを被せて500wの火力で2分ぐらいチンしてあげれば丁度良い感じになります。
②お湯で茹でる調理法
お湯を沸騰させて、もやしをザルに入れて、熱湯の鍋に投入します。
30秒~1分茹でたところでいい感じに茹で上がったら、ザルごと引き上げて水を切って常温で冷やせば出来上がりです。
なるべく短い時間で茹でることでシャキシャキ感が出るようになります。
③フライパンで炒める調理法
オリーブオイルやごま油をフライパンに塗って、適度な柔らかさになるまで炒めます。
炒めすぎると、ビタミンCが逃げてしまいますので焼き加減が丁度良い感じになったら炒めるのをやめましょう。
炒める時間をなるべく短くすることで、シャキシャキ感と油の香ばしさが出て美味しくなります。
もやしの注意点
細かく切る以外にも、様々な注意点があります。
基本的なことが多いですが、見落とさずにチェックして行きましょう。
アレルギーを持った犬もいる
特に大豆にアレルゲンを持った子はモヤシにアレルギー発症する場合があります。
最初はごく少量から食べさせることをお勧めします。
アレルギーのとして下記の症状が見られます。
下痢や嘔吐
身体をかゆがる
目の充血
元気が無くなる
こういった症状が出たら、一旦食べさせるのを中止して獣医さんに相談したほうが良いでしょう。
無理に食べさせない
犬は基本的に雑食よりの肉食です。
臭いを嗅いでもやしを好んであまり食べないようでしたら、無理してあげる必要はありません。
強引に食べさせようとしたら、かえってストレスを抱え込んでしまう可能性があります。
食べさせる量を守る
犬は野菜を消化させる器官があまり発達していません。
食べ過ぎると胃袋や腸に負担がかかってしまい下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。
もやしなど野菜類を食べさせる量として、一日の総カロリーの15%~20%が良いといわれています。
下記の量を基準にしていただければと思います。
体重3kgの犬で10g~13g
体重5kgの犬で15g~20g
体重7kgの犬で20g~30g
体重10kgの犬で30g~40g
体重15kgの犬で50g~60g
犬の年齢や個体差などにより与える量をよって調整してください。
まとめ【犬がもやしを食べる事について】
もやしのメリット
ダイエットに良い(100g当たり14㌔カロリー)
便秘予防。
水分補給。
疲労回復。
老化防止・ガン抑制・皮膚病予防(ビタミン類の効果)
低コストのわりに栄養価が高い。
もやしの注意点
食べさせすぎない。
食べやすい様に切ってあげる。
加熱して食べさせる。
最初は少量から食べさせる。
最後に
一袋20円~40円の価格帯でスーパーなどで売っているもやしはとても財布に優しい野菜です。
犬のトッピングだけではなく様々な料理にも使えるので是非、挑戦してみてはいかがでしょうか?
ドッグフードにひとつのおまけやポイントを加えるだけで、あなたの愛犬も喜ぶことでしょう。