漫画「眠れないオオカミ」が話題になっています。
Twitterで更新されている漫画で、前に流行った「100日後に死ぬワニ」と同じ形式の漫画です。
こういう漫画は作者の思いや伝えたいことが作中に埋まっていることが多く作中もヒントがあったりします。
しかし解説や情報が少なく、分かりにくい点や気づきにくい所があるのも事実です。
(この記事を読む前に漫画眠れないオオカミを読んでください)
私の方でストーリー、主要キャラの過去や伏線など、隠されたヒント、重要な場面を探っていきたいと思います。
目次
眠れないオオカミ(まとめ)詳しく解説(1話~3話)
この手の漫画は情報量が少ないがゆえに、こういう事になるのではないかな?
と予想するのが面白さの一つでもあります。
物語が進むたびにそうだったのか!!
予想とはずれた!!(いい意味で裏切られた)
みんなで一緒に考えたりすることが楽しいですよね。
第1話目「眠れないオオカミ」
ぼーっと大地に突っ立ているオオカミ。
ここでモグラが地面からオオカミに話しかけます。
「オオカミ君」
モグラが君付けしたことによりオオカミはオスだと分かります。
「何をそんなバカみたいに、ずーっと立っているの?」
「まるでかかしだね」
モグラは食べられてしまいます。
元々オオカミはモグラを食べる動物です。
オオカミはおなかが減っていたのでしょう。
オオカミはモグラを食べた後も眠らず、大地にただずーっとつっ立っています。
そして日の出とともに朝日を見て目を輝かせるオオカミ。
朝日を見て何かを思い出して泣いている様にも見えます。
1話目の重要なポイントや伏線
①オオカミはまだ無口
②オオカミは眠れない。
③朝日を見ると何かを思い出すのか?(泣いている?)
第2話目「おせっかいなBee」
噂を聞きつけたハチがオオカミを訪ねてきます。
ハチ「ずっとここにいるらしいね」
ハチ「オオカミ君、歩き方を忘れてしまったの?」
ハチ「それにいつも一緒にいた白いメスのオオカミは?」と質問。
今は一人ですが、過去に一緒にいた白いメスのオオカミの存在が分かります。
オオカミは相変わらず無口
ハチ「ケンカ?・・・ケンカしたなら謝ればいいんだよ」
オオカミ「・・・・・・」
慰めようとするハチに対して。
オオカミが怒ったのかハチに噛みつこうと攻撃。
逃げるハチを追いかけようとするオオカミ。
しかし、左の後ろ足が「ギチッ」っと固定されていました。
痛そうにもだえるオオカミ。
オオカミがその場から動けないことにハチが気づきました。
オオカミに興味が湧いたのでしょう。
仕方なくハチは「毎日会いに来てやるよ」と姿を消します。
しかしこのハチ・・・・目玉おやじみたいに目が一つしかありません。
作者さんが元々こういう書き方をされているのか?
それとも何か過去や理由があるのでしょうか?
夕日が沈んでいく場面でニーナのことを思いだして切ない表情を浮かべるオオカミ。
夕日を見てニーナの事を思いうかべているのでしょう。
オオカミにとって白いオオカミ(ニーナ)は朝日の様に明るく、夕日の様に沈んでいく(いなくなる)存在なのでしょうか?
2話目の重要なポイントや伏線
①オオカミは左足が固定されて動けない
②おせっかいなハチとの出会い。
②ハチの目が一つしかない。
③以前は、白いオオカミ(ニーナ)と一緒だった。
④オオカミにとってニーナは朝日や夕日のような存在?
第3話目「ホープフラワー」
夢・・・・いや眠れないから幻覚か幻を見ているのでしょうか?
冒頭から白いオオカミが描かれています。
恐らくこの白いオオカミが「ニーナ」でしょう。
ニーナ「おきて・・・ねえ・・」
目をこすりながら腫れたマブタを開けてオオカミ。
(ニーナの事を思い出して泣いていたのでしょうか?)
サボテンに咲いた花に気づきます。
ここでオオカミは作中で初めてしゃべります。
オオカミ「・・・・本当だ(めずらしい・・・)」
ニーナ「懐かしいわ・・私の故郷は花の丘の上にあるの」
ニーナ「いつかアナタと二人で行きたいわ」
花に囲まれた草原の中で手をつなぐオオカミとニーナ。
ニーナに手を引っ張られながら付いていく幸せそうなオオカミ。
やがて現実に戻りニーナと繋いでいた右手の感触を思いだします。
温かったニーナの手、オオカミにはまだ感触が残っているのでしょうか?
そして夜が明けて、日が昇ってきます。
朝日の光を浴びてオオカミは(今日も眠れなかった)。
ハチ「調子はどうだい?」
ハチが訪ねてきます。
オオカミに「友達を連れてきてやったぞ」と「種」と「ジョウロ」をプレゼントします。
ハチは「種を植えて、水をあげれば美しい花が咲く」とオオカミに説明。
オオカミが眠れないことと足が動かない事は精神的なものが原因だと予想。
「過去の損失だ」という言葉の場面で黄色い花が描かれています。
何か関係があるのでしょうか?
そして、ハチは種を育てて花を咲かせるという目標を達成するこによって過去の損失を埋めることが必要と説明。
オオカミも理解したのか「種」を埋めて、ジョウロを右手に掲げます。
3目の重要なポイントや伏線
①ニーナはオオカミにとって大切な存在。(恋人?)
②過去にニーナと故郷に行きたいと手をつないで会話。
③花が重要なキーワードに?
④ハチがオオカミの事を花を咲かせるために「ジョウロ」と「種」を用意。
⑤花を咲かせるために決心をする?オオカミ
まとめ
1話目
オオカミは眠れない。
オオカミは無口でニーナ以外としゃべっていない。
朝日を見ると目が輝く(泣いている?)
2話目
白いメスのオオカミ(ニーナ)と一緒にいた過去があることが分かる
オオカミはその場から右足が動けない。
ハチの目が目玉おやじみたいに一つしかない事。
沈みゆく夕日を見てニーナを思い出すオオカミ。
3話目
オオカミにとってニーナが恋人で大切な人だったことが分かる。
ニーナはもういない。
ニーナの故郷には花がいっぱいでいつかは一緒に行きたいと思っていた。
種とジョウロで花を咲かせる事を決めるオオカミ。
こういった4コマ漫画はやはり続きが気になってしまいますよね。
しかし、読者と一緒に予想している時が楽しく今後どういった伏線や物語からストーリーが展開するか注目して追っていきます。
私が何かの見落としや他の意見がありましたら、今後のストーリー説明に役立てたいので返事や教えてをくれると嬉しいです。