女性が一人暮らしするにあたって愛犬と暮らす場合どれくらいコストがかかるのか?
最近では女性の社会進出の影響もあり、一人暮らしで仕事を頑張っている人も多いと思います。
その中で、疲れた体や精神に癒しを求めてペットを飼う人が増えています。
もしかしたらあなたもその一人ではないでしょうか?
女性にとって小型犬で愛らしい外見の小型犬が親しまれており、比較的飼育しやすいイメージがありますよね。
ペットショップでも扱っていることが多く、気軽に仕事帰りにペットショップに寄ったりできることも。
何気なくペットショップに寄って、ペットを飼うきっかけになった方もいらっしゃると思います。
参考として賃貸暮らしの女性でペット(犬・猫)を飼っている方は独身女性の4人に一人の割合(約25%)で一緒に住んでいるというデーターがあります。
ペットを買うことがごく普通になってきているという事がわかります。
ワンちゃんを飼っている私たちからすると、理解できる人が多くなってきているということはとても希望が持てることですよね。
ですが犬を飼うことはとっても経済的に大変なんです。
もう飼われている方がほとんどだとは思いますが、一緒に生活しやすい人気犬種としては、チワワ・ダックフンド・シーズー・トイプードルなどです。
ここら辺の犬種は店員さんの勧めやすさもあり、ペットショップでも良く見かけます。
しかし、犬種でも個体差で変わってくるので一概には言えません。
女性の方だと特に可愛い存在が大好きで、中には感情に左右されやすい人もいると思いますので衝動買いする人もいるかもしれません。
目次
女性が一人暮らしで犬と一緒に暮らすのはコストがかなりかかる。
先に結論として経済的に少し余裕がある人が望ましいかもしれません。
まず、お部屋ですが探すにあたってペットが飼える物件が少ないです。
また、あったとしても条件が悪い物件や近隣の相場より高かったりします。
もう住んでいる人は気付いている人が多いと思いますが、都内や都市部だと大体相場より家賃が1万円から1万5千円ぐらい高いです。
あとは初期費用に敷金や礼金が1ヶ月や2ヶ月上乗せされてたりしています。
(ペット物件が高い+妥協が必要)と感じられたあなたは、その感覚は正常です。
まずはワンちゃんと出会ったときに進みましょう。
出会いといえばペットショップでしょうか?
ペットショップで犬を飼うとき、まず気にするのが犬のお値段でしょう。
実は買った後のほうが毎月コストが掛かってしまうのです。
中にはローンを扱っているペットショップがあると聞きます。
これから一緒に暮らしていく上でお金が掛るのにお金を借りれないと飼う事が出来ない人に薦める事がすでにおかしいと思うのは私だけでしょうか?
小型犬のペットを飼うのに、月に最低1万5千円~3万ぐらいの生活費は飛んでいくと思ってください。
(もちろん犬種や固体により多少差がありますが)
その他にどういった項目があるのか見ていきましょう。
①ドッグフードにかかる費用
月にして大体4000円~6000円(100g150円~200円のプレミアムフードを基準にしています。)
(3.5k~5kの小型犬)
フードの基準が少し高い気がしますが、ドッグフードは1k当たり1000円を切るものはあまりお勧めできません。
なぜならスーパーやコンビニで売っている安いドッグフードは生産コストを下げて利益重視で作っているからです。
粗悪な素材や添加物を使っているドッグフードが多いのが現状です。
粗悪な物を食べさせていると、病気になってしまい結果的にフード代より医療費の方が高くなってしまいます。
愛犬のことを考えるならきちんとした基準で作られているプレミアムフードをあげましょう。
②トリミング代
毛が長い犬種だとトリミングサロンに行く必要が出てきます。
大体2ヶ月に一回のペースで4千円~8千円ぐらい、店によって大体変わってきます。
ワンちゃんのカットに意識が高い人は毎月トリミングに行く人もいらっしゃいます。
犬の種類と飼い主さん、あとは店の料金体勢により異なってきます。
「え、もう、そんなに伸びたの?そういえばもう2が月近くたつのかぁ、トリミング代痛いなぁ」
自分のサロン代より高いのでは?とか思ったりするのは私だけではないはずです。(笑)
③年間の医療費
ワクチンや予防接種代・毎年の健康診断などで平均して年間約3万円ほどかかります。
さらに愛犬が病気になった時は、万単位のお金が必要になります。
④エアコン・クーラー代
ワンちゃんはずっと室内にいるので夏や冬は特にエアコン代がより高くなります。
一人暮らしの方だと、付けっぱなしでお仕事に行くこともあるので結構痛い出費です。
月プラス5千円から1万円。
節約方法についてリンク
⑤消耗品
おやつや歯磨きガムなど月500円~1000円
ペットシーツ月500円~1000円
おもちゃ月500円ぐらい
その他、愛犬に壊された物をまた買う費用など。
ペット物件
相場が高いです。
冒頭で伝えていますが、私は賃貸の営業マンをやっているので、コレだけははっきりと自信を持っていえます。
相場より1万円から1万5千円ぐらい高いと思っていたほうが良いでしょう。
また、家主さんが実際にペットを飼われている人でしたら、理解がある方が多いということでトラブルが少ない事が多いです。
お部屋を探すのが一番に苦戦するし、実際お金がかかります。
犬用の生活用品
わんちゃんと暮らすための必要な用品をまとめてみました。
ゲージ
1万円~3万円ぐらいです。
ゲージは買う前に用意しておきたいですね。
できれば組み換えができて、増設ができたり形を変えることができる製品がお勧め。
首輪やハーネス
1000円から7000円
リード紐
300円~5千円、これら上記2つは散歩に行く時に必要ですね。
犬用トイレ
ゲージと一緒でトイレを覚えさせるのにワンちゃんをお迎えする前に購入したいですね。
1500円~5000円
犬用ベッド
300円~5000円
すぐ汚したり噛み付いて壊したりする可能性がありますので最初から上等な物を与えないほうが良いと思います。
犬用給水気
水が湧き出ていてフィルター式の奴がお勧めです。
大体3000円~5000円
ケア用品(その他)
ブラシやシャンプーなど欲しいときに必要に応じて買うようにしましょう。
物や素材によって違いますが大体こんな感じです。
ネット通販で買えるものが多いので通販を利用することもお勧めですが、実際どんなものかホームセンターのペットコーナーにいかれることをお勧めします。
色々な製品があって見るのがけっこう楽しかったりします。
犬を飼う時のコストまとめ
初期費用
ペット代(初期ワクチン代などを含む)
10万~35万円(約20万円)
ゲージや首輪などのペット用品
3万円~5万円(約4万円)
合計で約24万円
ペットと一緒に住んでから掛る費用(月)
ドッグフード代
3500円~7000円
トリミング代
4000円~8000円
加算されるエアコン代
5000円
ペットシーツやおやつ代
1000円
合計で毎月約1万5千円
その他に定期的に掛ってくる費用
ワクチン代
6000円(半年に一回)
健康診断診察料
2万円~3万円(1年に一回)
いざというときのための貯金
ワンちゃんが何かあったときの貯金もしておきたいですね。
病院で手術をする場合、普通に数万円単位でお金が飛んでいきます。
また旅行をするときなどにペットをホテル預ける場合、人間と変わらない宿泊料金が掛かります。
あなたが病気で入院した際や、家に帰れない事情が発生した時など困ったときにペットを預かってくれる友人を探しておくこともお勧めします。
最後に・・・
ペットを飼っていくという事は、とてもお金と労力が掛かってしまいます。
ですが、愛犬は毎日の充実や気付き、魅力と楽しさ、癒し、生きることの素晴らしさをあなたに教えてくれる唯一無二の存在なのです。
わんちゃんを飼うことに迷っているのでしたら、もう一度立ち止まって自問自答してみてはどうでしょうか?