犬にマンゴーを食べさせてみたい人へ、大丈夫なように注意点や調理法を伝えて行きます。
「犬にマンゴーって食べさせていいの？大丈夫かなぁ」
「愛犬がマンゴーを食べたそうにしているから、あげてみたいけど少し不安・・」
といった人に向けて伝えていこうと思います。
もちろんマンゴーは愛犬に食べさせても大丈夫ですよ。
この記事を読んでいただければ、自信を持って犬にマンゴーを食べさせることが出来るようになります。
食べさせる時の注意点として、皮と種を取り除いてください。
それだけです。
後は適度な大きさに切って食べさせるだけです。
ビタミン類も豊富で、マンゴーの値段がすこし高価な事を除けばお勧めできる食べ物です。
そのほかに、細かい注意点や栄養素やメリットがありますので是非最後まで読んでいってくださいね。
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犬にマンゴーを大丈夫な様に食べさせることについて
マンゴーなどの甘い果物について、犬は好物であることが多いので喜んで食べてくれるでしょう。
さらに水分が80％と豊富なので、普段からドライフードを食べさせている犬にとって有効に水分を取る事が出来ます。
マンゴーの栄養素
マンゴーにはビタミンＣやβカロテン以外にもナイアシンとカリウムが豊富です。
完熟する前はビタミンCの方が多く、完熟した後で時間が経つほどβカロテンが増えるといった性質があります。
また、犬はビタミンCと葉酸を身体で作ることが出来ますが、体調や状況により上手く作り出せずに不足状態になってしてしまう場合があります。
常に供給しておくことで、健康な身体を維持することが出来るのです。
ビタミンC
ウイルスや菌に対する抵抗力を付けさせて、病原菌に強い体を作るのに役立てます。
また皮膚を守るコラーゲンを作るのに必要な栄養素です。
βカロテン
犬に体内でビタミンAに変換されて、ビタミンＣと一緒に抗酸化作用を働かせて、老化やガン予防に役立てます。
カリウム
犬の体内に溜まった不要な老廃物やナトリウム（塩分）を尿にして一緒に外に出す、デトックス効果があります。
また血圧の上昇を防いだりする働きもあります。
100ｇあたり170mg
ナイアシン
皮膚や粘膜を守って犬の健康に役立てます。
食物繊維
腸内環境を整えて、腸の動きを活発にして、便秘を予防します。
葉酸
赤血球を作って貧血予防の働きをしたり、肝臓や皮膚の健康維持するのに必要です。
消化酵素
胃腸の消化良くしたり、栄養成分の吸収率を上げてを有効に摂取させる働きがあります。
マンゴーの食べさせ方
マンゴーの切り方について書いて行きます。
果物ナイフや包丁で切り込みを入れて、食べやすい大きさに切ってあげると良いでしょう。
ダイスカット
マンゴーを横に寝かせて両サイドに切り込みを入れて真ん中・右・左3等分に切ります。
切り取った左と右の部分を縦と横にテニスのラケット状に切る。
テニス状にきった左右のマンゴーを皮側から表に出すように力を入れて押すと開きます。
（プリッと四角になった美味しそうな身が前に出てきます。）
真ん中の部分は普通に切って食べることが出来ます。
（真ん中の部分に平たい種が入っているので、愛犬にあげる時は気をつけてください。）
マンゴーの切り方動画を貼り付けておきます。（PCのみ視聴可能）
マンゴーの注意点
冒頭で話した種を取りのぞく事以外にも、様々な細かい注意点があります。
他の果物とほとんど一緒ですが、初心者さん向けの記事に書いていますので見落とししないように一応チェックしておいてくださいね。
マンゴーの種を取り除く
マンゴーの種は真ん中部分に種袋が1個だけ入っており、その中に種が複数入っています。
犬は果物の種を消化できませんのでしっかり取り除いてあげてください。
運が悪い場合、種が腸にひかかってしまい、腸閉塞（ちょうへいそく）を引き起こしてしまう可能性があります。
もし食べてしまった場合、ウンチで排出されたのを確認するか、獣医さんに相談したほうが良いでしょう。
マンゴーを食べさせすぎない
マンゴーは100g に対して64キロカロリーと高カロリーですので、食べさせすぎると肥満や糖尿病になる可能性があります。
また、犬は果物を消化する器官があまり発達していないため、与えすぎると消化不良をおこして下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。
犬は甘みを感じる味覚が発達していますので、甘いものを食べたがります。
しつこくねだられても与えすぎないようにしてください。
食べやすい大きさに切る
犬は私達と違って物を食べる時に、歯ですりつぶすといった習慣がありません。
消化不良を起こさないように出来るだけ、食べやすいように小さく切ってあげてください。
犬にマンゴーを与える量として
あやつやトッピングを与える時の量として、食べさせるフードの量に対して15％～20％ぐらいの量やカロリーで丁度よいといわれています。
3㎏の犬に対して12ｇ
5㎏の犬に対して18ｇ
10㎏の犬に対して30ｇ
15㎏の犬に対して40g
犬の個体差にもよりますが、上記の量を参考にしてみてください。
アレルギーや身体に合わない犬もいる
マンゴーは「ウルシ科」の植物ですので犬の中にはまれにアレルギーを引き起こしたり、マンゴーが身体に合わない犬もいます。
最初はごく少量から食べさせて様子を見ることをお勧めします。
アレルギーや身体に合わなかった場合に引き起こされると以下のような症状が出る場合があります。
下痢や嘔吐
身体を痒がる
目が充血する
元気が無くなる
毛が抜ける
上記の症状が出たらあげるのをやめて、回復するまで様子を見ましょう。
ひどくなったり、一向に回復しない場合は獣医さんに相談したほうが良いでしょう。
嫌がっていたら、無理にマンゴーを食べさせない
また、犬が嫌がって食べたがらない場合は、あげない方が良いでしょう。
匂いを嗅いで、本能的に身体に毒だと判断して食べないことがあります。
そういった場合は無理に食べさせるとストレスを抱えてしまいます。
マンゴーの加工品などはあげない。
マンゴープリンやドライフルーツなど人間用の食べ物は砂糖が多めに含んでいますので、糖分過多や肥満になってしまう恐れがあります。
食べさせないようにしてください。
自然のままのマンゴーをあげるようにしてください。
安くてお勧めの冷凍マンゴー
マンゴーが高くて買えないといった人に対して比較的安価でお勧めな商品があります。
もちろん、通販で冷凍マンゴーを頼むといった事も出来ますが、私がお勧めするのは、業務用スーパーにある冷凍マンゴーです。
ハーフサイズとダイスを選ぶ事が出来て、どれも500gで260円～320円と割安でお勧めです。
またコンビニでも冷凍マンゴーは量110gにつき大体200円ぐらいで売られています。
さらに元から、カット冷凍されていますので保存も楽です。
解凍するとマンゴーの濃厚な味が復活しますので是非、お勧めしたい品です。
与える際は、冷たいままだと犬のお腹が冷えてしまい下痢を起こしてしまう可能性があるので、しっかり解凍してから食べさせるようにしてくださいね。
マンゴーにいてまとめ
メリット
ビタミンCによる効果。
（抗酸化作用・老化防止・ガン予防）
皮膚病の予防
水分補給。
便秘予防。
注意点
食べやすい大きさに切る。
食べさせすぎない。（消化不良・下痢・肥満）
種と皮をきちんと取り除く。
最初は少量から、食べさせる（アレルギー対策）
加工品を食べさせない。
最後に
「犬にマンゴーなんて贅沢」って声が聞こえてきそうですが、おいしい物を食べたい気持ちは私達も犬も同じです。
美味しいマンゴーの選び方として、ヘソっぽい穴の部分から、汁が出ているものは甘みが強いので参考にして選んでみてはいかがでしょうか？
果物は愛犬とのおやつを通してのコミュニケーションを取る為のツールとしても有効です。
さらにマンゴーはあなたが食べても、ポリフェノールや抗酸化作用・豊富なビタミン類のおかげで美肌効果（シミ・くすみ・老化予防）があります。
また甘いものを食べることで、普段の生活でのストレスを緩和させることが出来るでしょう。
でも、糖質が高いので、私達が食べても太る可能性があるので注意が必要です。
人間がマンゴーを食べる量として一日に半分ぐらいが食べても良いセーフラインだそうです。
（糖質100ｇあたり16.9ｇ）
少しお値段が高いけど、若い女性にとても人気がある果物ですので、たまには少し奮発して買ってみてはいかがでしょうか
