犬にしめじを食べさせたい人や初めて食べさせる人に対して方法と注意点を書いていきます。
「しめじって犬に食べさせて大丈夫?」
「しめじを食べさせる時に気をつける事って何?」
といった思いや疑問を持っている人に対して答えて行こうと思います。
しめじは犬に食べさせても良い食べ物です。
注意点としては1つ。
加熱して食べさせる事です。
これだけで大丈夫です。
その他に、初心者さん向けに細かい点やメリット栄養素など伝えていきます。
是非最後まで読んでいてくださいね。
目次
犬にしめじを食べさせる事について
犬にきのこって、あまりイメージ湧かない人もいそうですが、実は栄養素が豊富でメリットはきちんとあるんです。
また手作り食をしている人は季節問わずに食べさせている人も多いぐらい薬膳の効果があるといわれています。
しめじの栄養素
しめじの特徴としては、野菜と違いビタミンDが多く含まれていることになります。
水分が90パーセントと多く食物繊維などが豊富です。
100g辺り約20kカロリーとヘルシーでダイエットにもお勧めできる食べ物です。
ビタミンC
コラーゲンを有効に作ったり、体内の酸化を防いでがん予防や老化防止の効果があります。
コラーゲンは皮膚を有効に作るうえで必要不可欠な成分です。
ビタミンB2
皮膚や被毛を強くして健康を保つ働きがあります。
リジン
必須アミノのひとつで疲労回復させるたり、毛並みを良くする働きがあります。
ベータグルカン
細菌やウイルスなどから身体を守るための抵抗力を作る働きがあります。
また、ガンや糖尿病・高血圧を予防する効果があります。
ビタミンD
他の食品と食べる事でカルシウムの吸収量をあげる事が出来ます。
さらに、免疫を強くする働きとガンを抑制する効果があるといわれています。
食物繊維
胃腸の調子を整えて、腸に適度な刺激を送る事で排便を促して、便秘を予防させる事が出来ます。
カリウム
体内の不要な老廃物や、ナトリウム(塩分)を尿にして外に出す働きがあります。
カルシウム
骨や歯を作るのに必要です。
ストレスを緩和させる働きがあります。
しめじの食べさせ方
冒頭で話したとおり、みじん切りで小さくした後に、お湯で茹でたりフライパンで加熱するといった方法が基本になります。
お湯で茹でる場合
沸騰したお湯に入れる事で水気を含んで柔らかくなり、消化もしやすくなります。
加熱させたお湯に1~2分ほど茹でれば出来上がりです。
あまり長い時間茹でてしまうと、ビタミンCや旨みが抜けてしまう場合があります。
(かつおの茹で汁で煮込んであげれば更に風味が増して犬の食欲を増加させる事が出来ます。)
フライパンで加熱する場合
オリーブオイルやごま油を使っていためる事で、香ばしい香りがするのでとても美味しく食べる事が出来ます。
加熱したフライパンにオリーブオイルをしいて、強火で炒めるだけでOKです。
炒め具合は焼き色が付いたら大丈夫です。
(炒めた後に栄養満点のパセリをぱらぱらとふりかけてあげるのもお勧めです。)
しめじを保存する方法
一人暮らしの方は、しめじは消費しきれなくて余ってしまう場合があると思います。
茹でたしめじは、タッパか密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫に入れれば1週間ぐらいは、日持ちさせる事が出来ます。
また、しばらく食べない場合は冷凍庫に保存すれば、更に長い期間保存する事が出来ます。
しめじの注意点
しめじを愛犬に食べさせるにあたっての注意点を伝えていきます。
冒頭で話したとおり、加熱する事が以外にも基本的な事が殆どです。
初めて食べさせる人や、野菜などをあまり食べさせた事が無い人は是非目を通してもらえればと思います。
しめじを食べさせる量
しめじには食物繊維が大量に含まれて言います。
犬は、野菜や大量な食物繊維を消化する事が苦手な生き物です。
与えすぎると消化不良を起こしてしまい、下痢や嘔吐を引き起こしてしまいます。
また、好んで食べるからといって、常食させてしまうとドッグフードをあまり食べなくなる可能性があります。
適度な量を与える事で、メリットや栄養を有効に取り込む事が出来るのです。
体重3kgの犬に対して15g~20g
体重5kgの犬に対して20g~30g
体重7kgの犬に対して30~45g
体重10kgの犬に対して50~70g
体重15kgの犬に対して70g~85g
上記の量を参考に与えてもらえればと思います。
中には身体に合わない犬もいる
しめじに対してアレルギーがあるといった犬はあまり聞いた事がありませんが中には身体に合わない犬もいます。
初めて食べさせるときは、ごく少量から食べさせる事をお勧めします。
下記のような症状がある場合、一旦上げるを中止して様子を見て回復を待ちましょう。
待っても一向に回復しない場合や、酷くなる場合獣医さんに相談しましょう。
下痢や嘔吐
身体を痒がる
元気が無くなる
目が充血する
人間用の調味料などは混ぜない
犬は、素材の美味しさだけで十分に味を感じる事ができます。
普段私達が使っている、タレや調味料などは犬にとってはとても濃ゆいので味付けになります。
塩分過多のせいでや肥満や糖尿病になってしまう場合があります。
中には、玉ねぎやニンニクの成分が入っていることもあるので調理時などにも絶対混ぜるよな事はしないでください。
出来るだけ小さくして食べさせる
先ほど伝えたように、犬はきのこ類の消化は得意ではありません。
消化しやすいように出来るだけ小さく切って食べさせる方が良いでしょう。
みじん切りやフードプロセッサーで小さくして食べさせるといった方法がお勧めです。
まとめ(犬にしめじを食べさせる)
犬にしめじを与える事についてまとめて見ました。
メリット
ダイエットに良い
ガンや老化防止の効果がある。
注意点
加熱して食べさせる。
小さく切ってあげる。
最初は少しの量からあげる。
食べさせ過ぎない。
最後に
犬にきのこ類ってどうなの?って思っていらっしゃる方も多いと思いますが、しめじは犬にも人間にも栄養があり有効です。
ドッグフードにたまに混ぜてあげたりするだけで食欲を増加させることが出来ます。
自炊する時などに少し、犬のために残しておいたり一緒に食べる事でお互いのストレスやマンネリした環境に良い変化をもたらす事が出来るでしょう。
スーパーなどで特売で売られていたり、安く購入できる時に買ってみてはいかがでしょうか?
たまに気分転換のつもりであげて見ても良いでしょう。
是非挑戦してみてくださいね。