あなたと愛犬がドッグカフェにデビューできるようになる方法を伝えていこうと思います。
最近では、都内でもペット同伴が大丈夫な喫茶店やカフェが増えてきています。
「でも今のうちの子じゃあ無理かなぁ・・・」
「ドッグトレーナの訓練に出すのもお金が掛かるし、時間もないし愛犬とも離れたくない」
「でもオープンカフェでゆったり愛犬を連れてコーヒタイムが出来ればいいなあ・・・」
と思っているあなた。
この記事に書いてある訓練を実践してみてください。
根気よく実践して上手く出来るようになったら、憧れのカフェデビューも夢ではありません。
目次
犬とドッグカフェデビューするための訓練。
まずはじめに大前提として、犬はきちんと教えたことは学習できる動物です。
カフェデビューさせるには、公の場にジッとしていられるようになる必要があります。
そして訓練は根気よくやっていけば、絶対できるようになります。
この方法は実は訓練やしつけなど大げさなものでもありません。
ゲーム感覚で出来るお遊びです。
敷物を使うゲームで覚える
取り組む意識としては、楽しくゲームをする感覚で実践することが大切です。
「敷物移動ゲーム」というやり方を使います。
カフェデビューするには、カフェでじっと待つことが必要になります。
ですからまずは家の中でじっと待つ訓練をさせる必要があります。
家のテーブルの下に犬専用の敷物を置いてください。
敷物といってもわざわざ犬用の敷物を買う必要はありません。
ぼろぼろのタオルなど、座布団などで十分です。
いっそのこと廃棄する前のカットしたじゅうたんなどでも大丈夫です。
この敷物の上があなたと愛犬のカフェデビューするための舞台です。
①フセをさせる
最初に家の中でジッとさせる事を覚えさせましょう。
まずリードを付けて敷物の上で「フセ」をさせます。
「フセ」が出来たらをご褒美をあげましょう。
この時に、直接自分の手からご褒美をあげるのではなくフセをした両前足の間に黙ってご褒美を置きましょう。
長時間じっと待たせることを覚えさせる訳です。
ご褒美は絶対床の上においてください。
最初はご褒美をあげる感覚が短くても大丈夫です。
②距離と時間を少しずつ伸ばしていく
敷物の上で犬が「フセ」をしている体制で・・あなたが少し下がって、また近づいてご褒美を置く。
さらに5メートル少し下がって・・・また5メートル近づいてご褒美をポンと置く。
さらにさらに距離を少し長くして10メートル下がって・・・10メートル近づいてご褒美をポンと置く。
近づいてご褒美をポンと置く、そして距離と時間と感覚を少しずつ伸ばしていきましょう。
このようにだんだん距離と時間を長くしていきましょう。
もし犬が途中で動いてしまったらまた最初からやり直しです。
犬「え?また最初からやるの?なぜだろう、もしかして私が動いてしまったから?・・・・」
そうやって犬の頭に?浮かんだら・・・
理解させるまでもう少しです。
また再スタートしてください。
同じことが繰り返せるようになるうちに、犬は「この敷物の上にいれば、ご褒美がもらえる」ということを学びます。
犬は「だったらずっとここにいよう」という考えになります。
この訓練は同じところに長時間居続けるための訓練になります。
しかし
犬にとっては美味しいオヤツがもらえる楽しい遊びになります。
「敷物の上にいれば、ご主人様が見ていてくれて・・ご褒美までくれるんだから幸せ」と思わせることができます。
ここまでくれば「よしよしこっちの思惑どうり」といったところです。
この訓練を続けているうちに「あなたの言うことを聞けばいい事がある」
ということを学習して愛犬に服従本能も呼び覚ますことができます。
特に主従関係がうやむやだった場合。
ハッキリと今まで以上に主従関係もあなたが上だと思わせることができるでしょう。
③敷物を別の場所に移動させる
今度は敷物を移動させましょう。
テーブルの下→リビングの端→寝室の端→少しずつ外が見える場所。
家族の通りがある場所など玄関先などへ移動していきましょう。
移動した場所でまた同じように敷物移動ゲームを繰り返してください。
その時に、敷物から移動した時はまた最初からやり直しです。
そして、どんな場所に敷物を置いてもジッとしていることが出来るようになったら本番です。
④いよいよカフェデビュー
当たり前ですが、犬同伴OKのお店を選んでくださいね。
色々な場所できちんと待てるようになっていればワンちゃんは「場所が変わっても、やることは同じ」と理解しています。
ただし、家の中と違いカフェは人がいて愛犬に話をかけてくる人がいることです。
人「あら、可愛いワンちゃんねー、ジッと待っていておりこうさんねー」といった言葉が飛んでくる場合があります。
犬「家の中でのちょっと勝手が違う・・」
最初のほうはこういった勝手、違いは飼い主がフォローしてあげてください。
「カフェでのフセ」は犬にとって最初の時点ではとても緊張が強いられる場面です。
「すいません、そっとしておいてください。」
などといった態度であなたが、障害をさえぎってあげてください。
最初のうちはそういった努力や気使いがあなたに必要です。
家で訓練した時と同じように、両前足の間にご褒美を置いて家での訓練そのままの環境を確保しましょう。
最も大切なことは、あなたが緊張しないことです。
飼い主の緊張は犬にも伝わります。
家にいる時のように、平常心で立ち振る舞いをすることが大切です。
しっかり覚えておきましょう。
犬のカフェデビュー訓練まとめ
①家で敷物の上で「フセ」をさせる。
②出来たらご褒美を前足の間に黙って置く。
③犬が「フセ」の状態を維持したまま、あなたが犬との距離を少しずつ離れる。
④犬が「フセ」まま動かなかったらあなたが近付いてご褒美を置きにいく。
③から④の間に犬が動いたら最初からやり直し。
③から④が出来るようになったら、少しずつ時間や距離を伸ばしていく。
⑤場所も変えて出来るようにして、最後はカフェで練習。
最後に・・・
最初は大変だと思いますが、根気よくがんばってください。
努力しているあなたと愛犬を信じてあげてください。
あなたと愛犬が念願のカフェデビューできてもっともっと充実した愛犬生活送れることを祈っております。
愛犬に「うわぁこんなに楽しい世界があるんだ・・・」と是非教えてあげてください。
あなたと愛犬の幸せな日々を願っております。