愛犬の散歩をさせる理由やよくある質問や疑問散歩中のしつけについて答えていきます。
この記事を見ることで、散歩に対しての深い知識が身につくようになります。
更に散歩時をより快適にするため、困った事に対しての対策も出来るようになるでしょう。
まずは散歩をする必要性についても意識してもらう必要があります。
愛犬には散歩ははぜ必要なのか?
ずっと室内にいる生活をしていると、犬もストレスを溜めてしまいます。
社会化という点では、他の犬や他の人車や自転車などの生活音に慣れさせる効果があります。
散歩である程度の本能を満たしてあげることができるようになります。
その結果、日常で吠えることや噛み癖などの問題行動の予防になります。
散歩について深堀りして説明していきます。
是非最後まで読んでいってくださいね。
目次
- 1 犬に散歩が必要な理由と説明
- 1.1 散歩をしないとどうなるのか。
- 1.2 超小型犬は散歩しなくて良い?
- 1.3 散歩が嫌いな犬も散歩させたほうが良いのか?
- 1.4 週末にたくさん行くだけでは駄目でしょうか?
- 1.5 散歩コースはどうやって決めるか。
- 1.6 アスファルトの上を歩かせても良い。
- 1.7 夜の散歩でも大丈夫。
- 1.8 散歩に行く人は決めておいたほうが良い
- 1.9 1回目と2回目の散歩コースは変えたほうが良いのか?
- 1.10 散歩デビューさせるコツは?
- 1.11 犬の好きなように歩かせて良いのか?
- 1.12 散歩中においを嗅ぎ始めたら待って上げたほうが良いのか?
- 1.13 散歩中に友達犬を作る方法。
- 1.14 散歩中他の犬とふれあわせたほうが良いのか?
- 1.15 散歩はどれぐらいすれば満足なのか?
- 2 散歩時の困った悩みについてのしつけや解決方法
犬に散歩が必要な理由と説明
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/散歩.jpg)
犬の散歩をさせる理由には冒頭で伝えた以外にも様々な理由やメリットがあります。
犬に散歩をさせる基本的なメリット
①運動が出来る
②ストレス解消
③社会性が身につく
④脳に刺激を与える。
上記が基本的な散歩の4大メリットになります。
それ以外にも散歩をする事でたくさんの効果がえられます。
では散歩をしないとどうなるのか?散歩の必要性?
といった事や犬の散歩についての様々な疑問点を見ていきましょう。
散歩をしないとどうなるのか。
散歩不足によって心と身体の欲求が満たされずにストレスを溜めやすくなったり。
病気にかからないための免疫や体力が落ちる原因になります。
適度な刺激を日頃から与えていないことになりますので刺激に弱い犬になります。
超小型犬は散歩しなくて良い?
ティーカッププードルやチワワなど体が小さい犬種が広い家に住んでいる場合。
家の中を走らせておけば運動量は足りるんじゃないかと思われるかも知れません。
しかし心身のリフレッシュには散歩をさせて外の空気を吸わせてあげることが必要です。
散歩が嫌いな犬も散歩させたほうが良いのか?
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/嫌だー.jpg)
基本的にはどんな犬にも散歩は必要です。
しかし外の世界を怖がる犬でしたら無理は禁物です。
少しずつ外の世界に慣れさせて歩きまわれる範囲を広げていきましょう。
週末にたくさん行くだけでは駄目でしょうか?
平日に愛犬が困った行動を起こさないのでしたら問題はないと思われます。
しかし、少しの時間でも毎日散歩に行かせる方が生活にハリが出て脳に刺激を与えることが出来て愛犬も喜ぶでしょう。
散歩コースはどうやって決めるか。
コースの決め方に特にルールはなく、なるべく様々な道やコースを経験させるほうが刺激になるので良いでしょう。
しかし、あまり家から離れすぎると愛犬も帰る頃には疲れることがあるので考えてあげましょう。
アスファルトの上を歩かせても良い。
健全な犬なら大丈夫です。
しかし、シニア犬・骨や関節が病気の犬などが硬いアスファルトは控えさせたほうが安心です。
またアスファルトだけではなく土や芝生も取り入れて歩かせるようにしてあげましょう。
都会の夏場などは、照り返しで地面が熱くなっている場合がありますので注意が必要です。
夜の散歩でも大丈夫。
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仕事が遅くなってしまったりした場合。
夜中に散歩をさせる状況になると思いますが、全然大丈夫です。
犬は暗闇では人間より明るく見えていて、匂いで感知して情報を得ることが出来ます。
夜の場所でも十分散歩は愛犬は散歩を楽しめます。
私達は暗いと当然見えにくいですから、誤食や事故や車や通行人などに気をつけましょう。
散歩に行く人は決めておいたほうが良い
家族と一緒に暮らしている場合、誰が散歩に連れていってあげても大丈夫です。
その際に散歩に行くときのルールを決めておきましょう。
散歩に行く人で対応が異なると、しつけをしているときに悪影響を及ぼす可能性があります。
1回目と2回目の散歩コースは変えたほうが良いのか?
同じコースばかりだと飽きるかもしれません。
さらに同じコースだとを犬が覚えてしまう事も考えられます。
早く散歩の道に行きたがり引っ張る癖が付いてしまう可能性があります。
あなたが選んだ道を愛犬が一緒に付いてくるようにしてあげると◎です。
また怖がりの犬などは決まったコースのほうが落ち着くことがあります。
慣れるまで同じコースを散歩させてあげると良いですよ。
違うコースを回ってあげることはおすすめです。
よりたくさんの刺激や経験をさせることが出来るので愛犬もそっちのほうが楽しいはずです。
また犬は同じコースでも道順を逆にすると「さっきとは違う」と感じることが多いといわれています。
回る順番を変えることも効果があります。
散歩デビューさせるコツは?
最初は抱っこして一緒に家の周りをあなたが歩きましょう。
周りの人や環境、犬、車に慣れてきたら少しずつ歩かせるようにしてあげてください。
地面に歩かせる時はフードやおやつを使って歩かせたり、楽しい雰囲気や良い印象を持たせることも効果的です。
犬の好きなように歩かせて良いのか?
犬が好きなところを歩いて、その後をあなたが付いていくといった散歩は良くありません。
引っ張りや拾い食いをしやすくなりますし、しつけ上よくありません。
散歩のコースはあなたが決めて主導権を握ってください。
散歩中においを嗅ぎ始めたら待って上げたほうが良いのか?
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好き放題に嗅がせる事はマーキングをさせてしまうのであまりよくありません。
ニオイを嗅いでいくうちに縄張りを主張するためにオシッコをすることがあります。
しかしニオイをかいで情報を得る事は犬にとってストレス解消になります。
完全に禁止にしないで時間を決めて嗅がせてあげましょう。
散歩中に友達犬を作る方法。
相手の飼い主さんと仲良くなりましょう。
お互いの愛犬の性格を知ることが出来ますし、犬連れで何度か会ううちに犬同士も仲良くなりやすいのです。
思わぬ出会いがあるかもしれないですね♪。
散歩中他の犬とふれあわせたほうが良いのか?
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他の犬とのふれあいや出会いは刺激になりますし、社会化にもとても役に立ちます。
相手の犬や飼い主に無理強じいにならなければ触れ合わせてもよいでしょう。
愛犬を他の犬に近づける時は、相手の飼い主さんにきちんとひと声かけて許可を取りましょう。
散歩はどれぐらいすれば満足なのか?
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散歩は出来れば一日2回に分けて30分ずつぐらいしてあげたいところです。
散歩の量が足りているがどうかは散歩の後の様子を見て判断できます。
散歩から帰ってきたときに横になっていたり、リラックスしている状態でしたら散歩量は足りていると判断しても良いでしょう。
逆に散歩から帰ってきても、元気に走り回ったり、ソワソワしているようでしたら散歩量が足りないのかもしれません。
また雨の日や天候が悪い日や、あなたの調子が悪い日でしたら1日ぐらい行かなくても大丈夫です。
その場合、室内遊びをさせてあげることで解消させてあげることができます。
散歩時の困った悩みについてのしつけや解決方法
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/散歩中困ったこと.jpg)
散歩嫌い
散歩が苦手な犬は外の環境に慣れていないことが主な原因です。
行動パターンとして、立ち止まったり、あなたに抱っこをお願いしたりします。
大好きなおやつやおもちゃを使うことで「外の世界は楽しい」と教えて理解させましょう。
外出時に大好きなおやつを与えましょう。
「外に行ったら、美味しいおやつが食べられる」と犬に思わせましょう。
さらに外でしか遊べないおもちゃを用意して遊んであげましょう。
また公園などでしか出来ない特別な遊びを提供しても良いと思います。
少しずつでも良いので、散歩は楽しいと思わせるのがコツです。
散歩中抱っこをせがまれる
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/抱っこをせがむ.jpg)
その時の愛犬の様子で対応が変わってきます。
吠えていたり、おびえていたり、怖がっている場合。
どこかに原因の対象があると思いますので抱っこしてあげてその場を去りましょう。
単に甘えたり、おねだりで抱っこをせがんでいる場合は抱っこ癖を付けないように応じないようにしましょう。
頑張って、無視を続けて抱っこを求めてくるのをやめたら散歩を再開しましょう。
散歩中周りを気にしてフラフラしている。
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/周りをきょろきょろ.jpg)
アイコンタクトの練習を外でやってみてみましょう。
愛犬が散歩中にフラフラしだしたら立ち止まってアイコンタクトしましょう。
そしてこちらに注目させた後に散歩を再開しましょう。
さらに歩きながらアイコンタクトの練習を行うといつでも愛犬を注目させることが出来ますよ。
散歩中でのアイコンタクトの方法。
周りの安全を確認していったん立ち止まり、愛犬の名前を呼びあなたに注目を浴びさせます。
名前を呼びかけてこちらを見て注目したら、「イイコ」などと褒めてあげましょう。
終わったらまた再び歩きましょう。
これを繰り返す事で覚えさせる事が出来ます。
アイコンタクトが出来ると、犬が興奮したり勝手な動きをしようとした時に停止できるようになります。
急な事故防止や安全を確保できるようになります。
とてもお勧めです。
リードをぐいぐいと引っ張る
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/1リードをぐいぐい引っ張る.jpg)
しつこい引っ張り癖で頭を抱える飼い主断さんはとても多いと聞きます。
引っ張りを許す散歩をしていると、愛犬は引っ張れば、行きたい所にいけると思っているからです。
①散歩中に愛犬がリードを引っ張ったら立ち止まりましょう。
②しっかりとリード張りヘソの前に固定をして愛犬が前に進めないようにしましょう。
引っ張っても前に進めないと犬に教えましょう。
③引っ張るのをやめたら散歩を再開して歩きましょう。
そして再び引っ張ったら、また①へ
道に落ちているものを食べたがる
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原因として、何でも口に入れられると癖になっている可能性があります。
過去に人が残した食べ物などを食べてとても美味しい思いをした経験がある場合。
その事を覚えていて落ちているものならとりあえず口にしてみようと拾い食いをする傾向があります。
拾い食いは放って置くと変なものを食べたりする可能性があります。
下痢や嘔吐など愛犬の健康面でも心配が増えますので、しつけで予防しましょう。
拾い食いをさせないしつけの方法
リードをつないだ犬とあらかじめフードいくつか持っておきましょう。
手にフードを一粒持ち、わざと床にフードをおとします。
①犬が落ちたフードを食べようとしたら、リードも短くもって阻止しましょう。
②愛犬が食べようとするのを止めて、じっと待って食べようとするのをあきらめるまで待ちます。
③愛犬が食べるのをあきらめてあなたのほうを見上げたらフードを手からあげて褒めてあげましょう。
*床にフードを落としても食べようとしなくなるまで練習を何度でも続けましょう。
他の犬や人に吠えたり飛びつきたがる
散歩中に他人や他の犬に吠えかかる時は「怖い」または「遊びたい」から吠えることがおおいです。
理由はどちらにせよ相手に迷惑がかかりますので、吠えないようにすれ違いたいものです。
方法として、相手から離れてしばらく待ってからすれ違いましょう。
すれ違う人や犬に吠えさせない方法
①すれ違い中にフードを握って鼻の前にくっつけて誘導して相手と反対の方向を向かせましょう。
②そして相手がいってしまうまでフードを握った手をそのまま待ちます。
③吠えずにいたらフードを与えて褒めてあげてください。
マーキングをやめさせたい
去勢をしていないオス犬は縄張りを主張するためにあちこちにマーキングをします。
マーキングの予防方法はとにかく臭い嗅ぎをさせないことが一番です。
電柱やちょうど良い高さの木、ポールなどに近寄りそうだったらリードを引き寄せて行かせないことで予防できます。
自転車や車を追いかける
犬は逃げるものを追いかける習性があります。
特にボーダーコリー・コーギなど元々追いかける為に仕事をしていたので本能が強く残っています。
予防策として
見せないようにする事・慣れさせる事の2つです。
愛犬が追いかけそうな、自転車や車が通り過ぎそうな時にフードをあげて慣れさせながら追いかけ癖を減らしていきましょう。
最後に・・・
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/05/23fb45fc7391d3a81d5fd5e3331b92e9_s4.jpg)
私の勝手な想像ですが、散歩が大好きな犬にとって好きな子がクラスにいる小学校の時みたいな楽しさでしょうか?
毎日がドキドキして甘酸っぱくて色々な刺激があってとても楽しかったですよね。
あの頃って何もかもが刺激的で楽しかったと思います。
散歩中の楽しそうな愛犬を見ると本当にそう思います。
ですが、あなたはあまり無理してまで散歩をしないようにして欲しいです。
あなたの健康と幸せを一番に願っているのは愛犬なのですから。
一緒に豊かな愛犬ライフを頑張って行きましょう。