プレミアムドッグフードと普通(市販)のドッグフードの違いについてお話しします。
「普通のドッグフードと何が違うの?」
「プレミアムフードって高いけど、何が良いの?」
といった人に伝えていこうと思います。
ドッグフードも様々あって、プレミアムドッグフードという製品あります。
市販の普通のドッグフードの2倍から3倍する値段をする製品が殆(ほとんど)どです。
実は、商品を「プレミアムドッグフード」と名乗るにあたって明確なルールはありません。
販売会社がプレミアムフードと名乗ればプレミアムフードとして売り出すことが出来ます。
しかし、ある一定の基準とする原料や安全性・コストの違いがあります。
詳しく説明していきますので、是非最後まで読んでいてくださいね。
目次
プレミアムドッグフードってどんなの?
どの会社もプレミアムフードと名乗っていいなら意味が無いですよね。
①プレミアムフードの特徴としては、ヒューマングレートです。
私達でも安心食べられる基準の安全性。
②グレインフリーといわれて、穀物類を使用していないフードの事です。
鶏や鹿などの動物の肉やマグロなどの魚の肉がメインの動物性たんぱく質がメインの栄養を考えた素材になります。
③安全性の面でAFFCOの基準をクリアしている、ドッグフードになります。
海外の安全性を基準にしたドッグフードになります。
①ヒューマングレート
原材料にこだわっているとは、具体的にヒューマングレードであることが挙げられます。
ヒューマングレードとは、人間でも食べることのできるレベルの原材料で作られたドッグフードのことです。
商品のホームページやパッケージにヒューマングレードと書いてあるフードは、人間の食べ物と同じ安全性を確保した製品になります。
プレミアムフードであれば、裏の原材料を見たときにあなたが普段見慣れた食品や名前が並んでいるはずです。
②グレインフリーであること(動物性たんぱく質がメイン)
グレインフリーとは、穀物が使用されていないドッグフードで代わりにチキンや魚などの肉類を主に使用しています。
犬の体に必要な栄養素は動物性たんぱく質です。
犬は狼の遺伝子を強く受け継いでおり肉を食べる動物です。
グレインフリーで動物性たんぱく質がメインの原料である場合。
犬の体は必要な栄養素を吸収できるので、あなたの愛犬の身体を健康的に保つ事が出来るでしょう。
③AAFCOの栄養基準をクリアしている。
AAFCOとは、米国飼料検査官協会(Association of American Feed Control Officials)の略称のことです。
AAFCOが定めた、国際的に有名な栄養基準をクリアしているものがプレミアムドッグフードと言われています。
アメリカやヨーロッパ諸国は、日本に比べるとかなりのペット先進国です。
ペットに関する規制や法律が定められているので、信用できる栄養基準といえます。
最低ラインでこれらの基準をクリアしたものが普通です。
当然プレミアムフードはこのAAFCOの基準をはるかにクリアしています。
実は日本にもペットフード安全法が2009年に出来ました。
実態を良く見てみると驚く事に、表示法や販売ルールなどが販売業者側に有利な法律ばかりです。
日本のペットフード事情は売り手側の利益を優先して消費者や愛犬の健康は2の次といった感じです。
プレミアムドッグフードとレギュラードッグフードの違い
プレミアムドッグフードの特徴を見てきましたが、レギュラードッグフードとはどのような違いがあるのでしょうか。
基本的には、上記で述べたようなもの以外のドッグフードのことを指すのですが、具体的にみていきましょう。
レギュラーフードは粗悪な原材料を使っている可能性がある。
ドッグフードの原材料には、4Dミートと呼ばれる粗悪なものがあります。
Dead(死んだ動物の肉)
Dying(死にかけていた動物の肉)
Disabled(障害や怪我のある動物の肉)
Diseased(病気の動物の肉)
のことです。
全てのレギュラードッグフードに含まれているわけではありませんが、少なくともプレミアムドッグフードには一切このような原材料は入っていません。
ちなみに、4Dミートの見分け方は、原材料表記で、「〇〇副産物・〇〇ミール・〇〇ミート・〇〇パウダー・〇〇エキス」などと記載のあるものです。
詳しくは下記の方に4D原料について書いていますので見ていただければとおもいます。
レギュラーフードは小麦やとうもろこしがメイン
レギュラードッグフードには小麦やとうもろこしが主原料として使われていることが多いです。
実は小麦やとうもろこしは犬にとって栄養が高くありません。
更に穀類は犬の消化されにくいといった特徴があります。
穀物のなかでも、小麦やとうもろこしは原価が安いのでよく使われることがあるんですね。
すぐに体調を崩す訳ではありませんが、徐々に愛犬の身体に負担をかけることになります。
もちろん、全ての穀物が悪いわけではないのですが注意が必要です。
ドッグフードの値段の違い。
基本的には、プレミアムドッグフードは、1kgあたり1000円以上のものがほとんどです。
やはり、原材料などにこだわるとなると、当然割高になりますよ。
しかし、レギュラードッグフードは、4Dミートや、小麦、とうもろこしなどの、安くて、品質のよくないものが含まれているので、非常に割安で作ることができます。
添加物の使用
コンビ二や冷凍食品などの多くの食品には腐りにくいように添加物を使用しています。
私も添加物満載のコンビ二の弁当やマクドナルドなどバリバリ食べています。
私たちも普段こういった添加物を加えられた製品を食べる事が多いのですが、問題は添加物の量です。
実は、一般の市販されている安価なドッグフードは人間が食べる量に比べて使用されている添加物が何十倍にもなる量が使われています。
只でさえ人間の体より小さい愛犬なのに私たち人間より遥かに多い添加物を食べている事になります。
添加物には発がん性などが心配されるものが多く、世界中の愛犬家たちの間で問題になっています。
しかし、プレミアムフードは無添加のものが多いのです。
下記にドッグフードに使われる添加物について詳しく書いていますのでよろしければ見ていただければと思います。
まとめ
プレミアムドッグフードとは
①原材料にこだわっている。(ヒューマングレート)
②グレインフリーである。(人が食べれる)
③AAFCOの栄養基準をクリアしている(ヨーロッパ基準)
④添加物を使用していない(無添加)
プレミアムドッグフードとレギュラードッグフードの違い
①粗悪な原材料を使っている可能性がある(4D肉などの使)
②小麦やとうもろこしが使われている。(穀物メイン)
③1kgあたり1000円以下のドッグフードが多い。(コスト削減)
プレミアムドッグフードはその名の通り原材料にこだわっていたり、栄養基準が高い製品が大いことが分かります。
レギュラードッグフードが悪いというわけではないですが、愛犬の事を想うと少し割高ですがプレミアムドッグフードを試してみるのは良いかもしれません。
私がお勧めするプレミアムフードのリンクを下に張っておきます。
気が向いたらでも良いので「こういうのもあるんだな」といった感じで見ていただければと思います。