犬の病気で特に多い皮膚関係の病について予防と直し方を伝えていこうと思います。
この記事を読むことで、愛犬が皮膚病になることを防ぐ事や早期発見が出来るようになります。
そして、早めの対策を知ることで軽い症状から皮膚病が悪化する事を防げることが出来ます。
目次
犬の病気・皮膚病になってしまう原因と問題点
犬の皮膚炎は、寄生虫や細菌真菌性のものからストレスや毛玉のひきつれ、過剰なシャンプーなど原因は多岐にわたりさまざまです。
犬が首や体を掻くことは日常的な行為ですよね。
でもなんだかいつもより痒そうよく見たら皮膚が荒れていることがあります。
そして、よく見たら皮膚炎といった事があります。
掻きすぎて炎症を起こしているにもかかわらず痒いのを我慢できずに、ずっと体の同じ箇所を掻いている。
そうすると治りも悪くなり重症化する可能性も。
病院に行くかの判断基準の症状一覧
1全体的に皮膚が見えるほど毛が薄くなっている
2痒みが伴う一ヶ所のみ脱毛が見られる
3皮膚が臭う
4皮膚に赤みや湿疹などの異常がある
いつもより少し頻度が多いくらいなら問題ないことが多いのですが、しつこく掻いているのなら皮膚をチェックしてください。
また、早く直してあげたいと思う気持ちは分かりますが、状態により動物病院にいくかあなたの判断で考えることも大切です。
犬にとっては動物病院は怖がったりストレスを抱えてしまうことがありますので、冷静になってよく考えた上で行くかどうか決断してください。
病院は必要がなかったら、いかないほうが良いに越した事はありませんからね。
関係ないかも知れませんが私もストレスで10円ハゲになった時があります。
一部分だけが髪の毛なくて頭皮が10玉ぐらいの大きさのジャガイモみたいなザラザラな状態になっているんです。
親父が頭薄いからハゲ始まったのかな?まだ20台なのに(汗)と思って皮膚科にいったらストレスによる10円ハゲって聞いて安心して心の中でひっそり安心した覚えがあります。
皮膚炎以外に犬が痒がる原因は以下のようなことがあります。
お部屋の乾燥以外にシャンプーのしすぎがあげられます。
お湯でも十分に洗い流すだけでも汚れはある程度は落ちるので、大量のシャンプー材を使って洗うのは避けたほうがよいでしょう。
また皮膚をきちんと濡れていない状態でシャンプーをするのは好ましくありません。
シャンプーのやり方
犬を浴槽にいれてからお湯をためてしばらく浸からせてあげたり、シャワーヘッドを皮膚に密着させたりすると十分に濡らすことができます。
またシャンプーの際はすすぎと乾燥は季節問わず徹底してやることです。
不十分だと乾燥の原因や、細菌の繁殖に繋がってしまいます。
お部屋の乾燥を防ぐために加湿器をつけるのもオススメですよ。
愛犬のシャンプーリンク↓
アトピーやアレルギー
こういった場合の症状は痒みの程度も重症で、皮膚が赤くなったり、毛が落ちたり、他の症状と同時に見られることが多いです。
対策としては、早めに受診して適切な治療をする事です。
何が原因でアレルゲンになっているか分からない場合が多いのです。
接触性のアレルギーの場合
特定の物質に触れることで起こるアレルギーです。
接触する場所によって症状の場所は異なり症状は痒み、皮膚の炎症をおこします。
病院での診断は飼い主様とのお話しがとても重要になります。
後はアレルギーテストを行います。
中にはアレルゲンが体につかないように専用のスーツを着せて散歩する人もいます。
食物性アレルギーの場合
病院で処方される療法食が必要になります。
人の食べ物が原因で犬の皮膚の状態が悪くなることもあるので注意が必要です。
アトピー性皮膚炎に関してはアレルゲンを少しずつ体内入れてならしていく減感作療法(げんかんさりょうほう)を行うところもあります。
細菌感染や真菌感染の皮膚炎
見分け方としては痒みや皮膚の赤み湿疹のほかに匂いが指標になることもあります。
普段の犬の体臭と違うと感じたら病院にいくべきかと思います。
病院での治療法
抗生剤と抗真剤など、原因により処方する薬も変わってきます。
毛玉が出来ていて体を掻いている場合
出来てしまった毛玉をブラシでほぐすのは難しくて、間違えると愛犬が痛みを覚えてブラッシングを嫌いになってしまいます。
髪の毛を引っ張られると痛いのは私たちも犬も同様です。
毛玉が確認できたときはトリマーさんにお願いするのがよいでしょう。
ノミやダニなどの寄生虫
病院で寄生虫を駆除するための駆虫剤を処方してもらうことです。
痒みの程度が低ければこれで治療はおしまいです。
強い痒みがあり、掻き壊ししてしまっている場合は抗炎剤や抗生剤が必要になります。
ノミとかダニって実物を顕微鏡とかで拡大して見たらめちゃ気持ち悪いですからね。
本気(マジ)で注意したほうが良いですよ。
ノミやダニを徹底的に防ぎたい人は拡大したノミやダニを実際に見ることをお勧めします。
こんなキモイ虫に可愛い愛犬の血を吸わせてなるものか!!
ってなりますよ。
ノミやダニの予防法リンク↓
心因性の原因
ストレスで炎症や脱毛が発生する事は少ないですが、あまり散歩に連れて行かないなど退屈を感じてしまい、退屈しのぎに体をなめることがあります。
なめ続けていると痒みのがでて、それが気になりさらになめてしまい炎症を悪化させてしまう結果皮膚炎の症状が出てしまう事があります。
対象法として
お散歩にいったり、室内でも一緒に遊ぶ時間つくってあげる。
運動が必要な犬種は体を動かす時間つくってあげること大切です。
痒みや炎症を抑えるため炎症止めの薬や薬用シャンプーサプリメント使う場合もあります。
総合的な皮膚病の予防としては愛犬と接している中で
ブラッシングの時に皮膚チェックを習慣つけることで小さい異変にも気がつきやすくなります。
5分でも10分でもいいのでそういった時間をつくってあげてくださいね。
体調の変化を見つけてあげる事
普段から気をつける事で予防できる皮膚炎が意外と多いのです。
ですが全ての皮膚炎に気が付けるわけではありません。
あなたが普段からお仕事で毎日お忙しいのは重々分かります。
ですから見逃す事だってあると思うのです。
犬を飼っている私だってあなたと同じ立場です。
必要だと思う時には割り切って定期的に健康診断受診されたり、なんとなく違和感を覚えたら早めの段階でかかりつけの先生に相談する事も大切ですよ。
健康で清潔な皮膚に保ってあげて、いつでも愛犬をもふもふできるようにしてあげてくださいね。