愛犬の体調不良のサインと変化を早急に気づけるようになり、早期発見できるようになりましょう。
「愛犬が体調不良や病気がちな時の特徴が知りたい」
「もしもの時のために病気を早期発見できる方法を知りたい」
といった思いや疑問を抱えている人に対して伝えて行こうと思います。
犬をはじめ、動物は自分を守る本能があるため他の存在に弱点を隠すということをします。
更にしゃべらないので体調不良かどうか分もかりにくいのです。
分かった時点ではもう症状が進んでいたり・・・
軽いうちから早く発見できれば・・・・・もっと医療費もかからず、愛犬も痛い思いをせずに済んだのに。
そうならないために。
私たちで早期発見ができるようになりましょう。
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目次
愛犬の体調不良のサインについて
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/04/愛犬の体調不良.jpg)
分かりにくいといっても、体調不良のサインはいくつか特徴があります。
その状態を見ていきましょう。
体臭が臭くなる。
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/04/犬体臭.jpg)
ドライフードばかり食べているのに、水を飲まないと匂いがきつくなります。
なぜなら、水には老廃物、排泄、便や尿を体の中から外に排出させる働きがあります。
排泄物が体にたまってしまうと体臭が臭くなります。
これは犬に限らず人間でも同じです。
アレルギー性の皮膚病や脂状の滲出物が出る脂ろう症も水分が原因なことが多いです。
この場合は水を飲ませることで改善に繋がることがあります。
水は十分に摂取できるようにしましょう。
水を飲まない犬の場合は果物や野菜をあげるのがお勧めです。
例えば
モデルさんは1日に大量に水を摂取します。
これは、見た目だけではなく体の内部から綺麗にするといった理由があります。
私たち人間にも同じことが言えることで、体調が悪かったり栄養が偏ったりした状態だと体臭や口臭が出てきます。
私の経験談
私が公務員だったころ寮住まいで先輩と住んでいた経験談を話します。
その先輩がポテトチップスやジャンクフードを中心で食べていました。
ですから体臭が凄く臭かったです。
その先輩がいない時や出かけた時に同じ部屋のみんなと一緒に窓を全快で開けて換気をしていた覚えがあります。
その後に臭い先輩のベットや机、靴箱にもリセッシュやファブリーズを必死にシュッシュと吹きかけていました。(笑い)
鼻が乾燥している。
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/04/犬-鼻乾燥.jpg)
犬の鼻は嗅覚を働かせるために常に湿っている状態に保つ必要があります。
活動しているときに乾いていたら病気のサインです。
色々な病気の可能性があります。
抵抗力が落ちていることが多く、ウイルスや病気に掛かりやすい状態です。
他の病気の症状と一緒に出てくる場合があります。
すぐに診断を受けることをお勧めします。
多量のフケや抜け毛
皮膚性のアレルギーを伴うと全身に強い痒みが生じることになります。
獣医さんに見てもらうのも良いでしょう。
また、食事やドッグフードを良質な物やアレルギーが発生しないものに変えて、栄養状態も良好させることが必要です。
目ヤニが出る
アレルギーや排泄不良が原因の可能性が高いです。
涙腺が詰まって涙やけになっている可能性があります。
いつもより違う目ヤニの種類や量だったら獣医さんに見てもらうことで原因を探求していきましょう。
診断の上で獣医さんからの目薬をもらって、処方してあげる必要があります。
体の一箇所をいつもよりしつこく舐める。
犬は自分の気になった部分を舐める性質を持っています。
病院にいって治療した箇所が気になって舐めるというケースとは別に犬自身が気になって舐めている。
ということは異変が起きている可能性が高いです。
たとえば怪我をしていたりノミやダニ・アレルギーの皮膚炎が発生していたり。
この場合早期発見に繋がることがあるので特に気を付けましょう。
いつもより食欲が無い
![](https://anzen-dogfood.com/wp-content/uploads/2019/04/食欲が無い.jpg)
犬は食べることが大好きな動物ということは既にお分かりだと思います。
しかし、いつもと比べて食欲がない時は何かの体調不良がある可能性があります。
また、口の中で細菌が増えて起こる歯周病が増えている場合。
食べずらい事が原因で食欲が落ちている可能性があります。
歯周病の症状が進んだ場合だと歯石の除去や抗生物質を投与しないといけない事も。
ワンちゃんが粘々した唾液をしていたら歯周病を疑いましょう。
歯周病の予防は歯磨きが有効です。
嘔吐(おうと)をする
犬は健康でもよく吐く生き物です。
吐いた後に普段と変わりなく生活していれば問題がないと思われます。
ですが、下記のような様子の場合。
嘔吐した時に血が混じっていた。
吐いた跡に元気がない。
変な物を食べた可能性がある。
こういった症状は病気の可能性があります。
また、よく観察するポイントとして以下ところに注目する必要があります。
吐く前
吐いた(何を)
後の様子
吐いた後の行動
吐く前~吐いた後の動作一覧をよく見るようにしましょう。
咳をする
ぜいぜいしたり、乾いた咳をしていたら病気のサインです。
アレルギーの可能性もあります。
危ないのはフィラリアや寄生虫、命に関わる病気で発生していることです。
フィラリア症がとても危ないことはご存知だと思います。
また普段を咳をしない犬がコフコフという咳をしていたら病院にいきましょう。
心臓病の可能性もあります。
変な咳をしている状態は緊急を要する病気の可能性が高いです。
早急に病院にいきましょう。
まとめ
体臭が臭くなる。
鼻が乾燥している。
多量のフケや抜け毛。
目ヤ二が出る。
身体の一部をしつこく舐める
いつもより食欲がない。
嘔吐をする。
咳をする。
最後に・・・
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最近ではみんなのペットに対する意識が変わり研究や開発が進みました。
その結果ワンちゃんがどんどん長生きしていく時代になりました。
そして年齢が高くなるにつれ体が弱りやすくなって様々な症状が出てくることがあります。
しかし最初に伝えたとおり動物というのは本能的に弱ったところを隠そうとします。
それは、狙われている相手に弱点を発見されてしまった場合。
とても不利な状況になるので野性の世界では生きていけないのです。
ですので、あなたが一緒に生活していて気づかない時や見落としている可能性があります。
見つけられなかったあなたに非があるのではなく犬は体調不良を隠す動物だから仕方が無いのです。
いつもと違うサインを出していたら、注意深く見ておきましょう。
そして早期発見できるように普段からよく一緒にいてあげて下さい。
またこの機会に、あなたと愛犬の健康をつなぐ架け橋となる獣医さんにも勇気を持って頼ることも大切です。
動物病院にいくのが不安な人は、あきらめずに信頼における獣医さんを探しましょう。
あなたのことを真剣に考えてくれる獣医さんは必ずどこかにいます。
それではあなたと愛犬の幸せを願っております。