犬の食べ物について大好物なものをお伝えしていきます。
犬ほど人間と同じ食べ物を食べる動物はいません。
私たちの身近にある食べ物を犬も食べれるってよく考えたら凄いことだと思いませんか?
それでは、犬の好きな食べ物を発表して行きます。
簡単にランキング方式で順番をつけると①肉類②魚類③果物④野菜⑤乳製品・その他になり基本的に犬が必要とする栄養素を多く含んでいる食べ物が上位に来ます。
上記の種類の食べ物で犬の個体や好き嫌いにより、順位が若干変わってくるといった感じです。
なぜ愛犬の好物を知る必要があるのか?
それは愛犬の食欲が無いときや病気のときにトッピングをしてあげると食べてくれることがあるからです。
更に苦手な食べ物を、どうしても食べて欲しい時に犬の好物を混ぜてあげれば、摂取して欲しい栄養素や薬を含んだ食べ物を食べてくれる可能性があります。
例えば一時的に食べる必要がある療法食などです。
療法食は栄養を取ったり、病気を回復させることを目的にしています。
ですから、味や食いつきのことをあまり考えていません。
あなたの愛犬が食べてくれないときがあります。
そこで好物の食べ物を混ぜたり、トッピングをしてあげれば、愛犬が食べてくれる可能性がぐっと上がります。
もちろんドッグフードをあげる場合に混ぜてあげても、普段から不足しがちな栄養素も補えたりすることができます。
さらに嬉しそうに勢いよくバクバク食べている愛犬の様子を見ると私たちも嬉しくなりますよね。
愛犬の好物や必要とする栄養素を知る事で、更に楽しい充実した愛犬生活が送れる事でしょう。
愛犬の好物を知っておくことはいち愛犬家として、とても大切なのです。
是非最後まで見ていってくださいね。
目次
犬の大好物な食べ物を種類別に説明。
冒頭で話した通り大きく分けて肉・魚・野菜・果実・乳製品・があります。
それでは種類別に見ていきましょう。
肉類
基本的に肉は先祖にあたる狼の主食だったので、そのDNAを強く受け継いでいる犬は肉がとても大好物なのは当たり前です。
犬の体に凄く必要な栄養成分のアミノ酸・動物性タンパク質が大量に含まれています。
とりあえず「犬にはタンパク質が大事」といっていいほど犬の身体を作るために必要不可欠な栄養素になります。
タンパク質が不足してしまうと、毛並みが悪くなったり、皮膚が弱くなったり、身体の様々な部分の機能が弱くなって、貧弱な身体になってしまいます。
昔の犬は動物を狩猟して骨と内臓も一緒にゴリゴリ食べていました。
内臓や血液を食べてさらに、鉄分なども取れるので動物の肉は今でも犬の主食といってもほぼ間違いないでしょう。
生肉のメリットと与え方
抵抗がある人がいるかもしれませんが、豚肉以外の肉は、生で肉を与えることによってドッグフードよりも吸収率が高い状態でタンパク質や酵素を有効に摂取できます。
生で食べさせることは、栄養素を沢山取りたいという視点から考えるとお勧めです。
しかし安全性を考えたらやはり加熱したいというのが正直な意見です。
もし、どうしても生で与えたい人は最初は加熱して焼いてあげて、少しずつ焼き加減を少なくしながら様子を見て生肉に近づけるといった食べさせ方が良いでしょう。
鶏肉(とりにく)
鶏肉をトッピングしてあげる場合、特にササミがお勧めです。
理由はタンパク質が豊富にありながらヘルシーだからです。
私たち人間にもダイエットに良いといわれています。
特にササミタイプのおやつがありますが、しつけをする時のご褒美にもおすすめ。
よくスーパーなどに売ってあります。
犬は鳥を狩猟していたし、鳥の骨まで食べることがあるので基本的に大好物で、定番のお肉といった位置付けです。
私の経験談
実家の田舎にいた時の話しですが、養鶏場の車が移動したときにたぶん1羽鶏を道に落としたんじゃないかな?
田んぼ道にニワトリが1羽いました。
そのとき一緒に散歩していたうちの飼い犬が、速攻でニワトリを襲いに行きました。
もちろん鶏は逃げていきました。
ニワトリを実際に食べたことが無いのに襲いかかるってことは、やっぱり本能的に襲うものを覚えているんでしょうね。
動物の本能の強さを思い知りました。
牛肉(ぎゅうにく)
犬に牛肉なんて・・・贅沢という私の意見は置いといて、多くの犬が牛肉が大好物です。
牛肉は私たちでも嫌いな人はいませんよね。
牛肉にはタンパク質・鉄分・ビタミンBなどの成分があり、栄養価もとても高いです。
生肉を、そのままあげても良いですが、お腹を壊す心配がある場合。
加熱したり茹でてあげたものを食べさせたほうが良いでしょう。
中には牛肉アレルギーを持っている子もいるので、少しの量から食べさせてあげてください。
私の意見
牛肉って基本的に高いじゃないですか?それを犬にあげるって贅沢ですよね。
犬は牛肉の価値を知らないでとりあえず美味しいからバクバク食べますよ。
味見などを一切せずに飲むように食べます。
犬には味わいながら食べるっていう考えはないですからね。
私達が焼肉大好きなように、牛肉はめっちゃ美味しいんで愛犬も当然美味しいと感じるの当たり前ですよね。
ただ高い牛肉出しても価値は絶対理解してないので無理して買ってあげるほどではないと思います。
鹿肉(しかにく)
低カロリー低脂肪・高タンパク質の鹿肉は、牛肉や豚肉よりもカロリーが3分の1しかなくヘルシーです。
スーパーなどで生肉が売られている事は少ないですが、鹿肉を使った犬用のジャーキーが売られているのでお勧めです。
食べさせても良いのですが、コストが高いのが難点です。
私の感想
鹿肉って食べたことありますか?食べる機会あんまりないですよね。
実は恥ずかしながら、私は鹿肉を食べたことないです。
でも犬にとっては大好物で栄養もタンパク質もたっぷりです。
豚肉(ぶたにく)
次に豚肉も犬の好物になります。
豚肉の特徴として、比較的他の肉より、とてもリーズナブルでタンパク質が多く、ビタミン類もとても豊富です。
他の肉と違いビタミン類が豊富なので主に夏バテ防止にもお勧めですよ。
豚肉は必ず加熱して火を通して食べさせてください。
魚類
魚にはDHA・カルシウム・EPA・タウリンなどの肉からはあまり摂取できない貴重な栄養素がいっぱい含まれています。
特にマグロやカツオなどのお刺身・ほぐした焼き鮭などはフードに混ぜて食べさせやすい。
マグロやサーモンなどは肉類ではありませんが、魚でも動物性タンパク質が入っているのでお勧めです。
鯵(あじ)や鰯(いわし)など青魚も食べさせて良いですが塩分に気をつけてください。
また、魚の骨が犬の口の中や喉を傷つけたり、胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。
出来る限り魚の骨などは、取り除いてあげるようにしてあげましょう。
ドッグフードに混ぜていつものマンネリを解消したいときにどうぞ。
私の意見
魚を食べると頭が良くなるって歌が昔、流行りましたよね。
歌詞の通り、犬の老化や認知症を防止する成分EPA・DHAが含まれいています。
刺身でもおすすめですが都会で買うと結構高いですよね。
普段から料理良くする人は別として、部屋臭くなるし、グリルは汚れるし、洗わないといけないので結構苦労すると思います。
EPA・DHAが欲しいのでしたら、魚成分入っているEPA・DHAがを取りいえたドッグフードやサプリなどを食べさせることを考えても良いかもしれませんね。
果実類
果実は栄養素として主にビタミン類が豊富で水分も多く、水を直接飲ませるよりも有効に水分を取らせることができます。
水分補給やビタミンCが多いことから、夏バテや体内の老化予防、皮膚や毛並みを健康にするために必要です。
肉類みたいにタンパク質などの必須な栄養素はあまり無いですが、犬は甘いものが大好きなので嗜好性が高いおやつといった感じの位置付けになるでしょう。
りんご
犬はりんごが好物です。
甘くてシャキシャキした歯ごたえとその後にジュワーと漏れる果汁がくせになるのでしょうか?
特に食物繊維が豊富です。
通便も良くなって、ウンチもプリプリ出してくれるでしょう。
ポリフェノールに体内の酸化を防ぐ抗酸化作用が期待できるので、是非取り入れてあげたい食べ物です。
バナナ
バナナは犬たちにとって大好物の食べ物です。
独特の甘くて良いにおいがするので納得ですよね。
私たち人間も1日につき1本バナナを食べると健康に良いと言われているぐらいなので、犬にとっても栄養価が高くて健康によい食べ物です。
繊維質も多く含まれているので腸内環境を良好にすることができます。
やわらかいのが特徴で噛む力が弱くなったシニア犬などにもお勧めですよ。
カロリーが高めなので注意してください。
バナナについて詳しく知りたい方は下記にリンクを張っていきますので良かったら見ていってください。
梨(なし)
りんごと同じように甘い果汁が出る梨も大好物です。
梨は水分が凄く多いので、水分補給に、また酵素が多いので町内環境を整える働きがあります。
糖質が多いので、太らせてしまう可能性があります。
与えすぎに注意が必要です。
みかん
犬に与える場合は種と外皮と柔皮を取り除いて、果肉の部分だけを食べさせましょう。
ビタミンCが多く含まれています。
みかんにはビタミンC以外にクエン酸が豊富に含まれており、人間と同じで犬にも疲労回復につながるといわれています。
私の意見
夏の暑い日に愛犬の水分補給や水を飲まないときに食べさせると良いですね。
常に供給してあげることで水分不足を防ぐことが出来ます。
もっと果実の種類を知りたい場合は下記の記事に沢山種類を紹介しています。
野菜類
果物と同じでビタミンと食物繊維・水分が豊富ですが、果物と違いカロリーが低いといった特徴があります。
果物と同じで体内の酸化を防ぐ成分が入っているので、ガン予防や老化を遅らせることが期待できます。
また食物繊維が豊富でカロリーも低めなので、便秘予防などダイエットに有効なものまで様々な種類の野菜があります。
犬のご飯を手作りする愛犬家から、療法食の効果も期待できるといわれており野菜は犬の健康に対してとても有効な食べ物です。
キャベツ
キャベツといえば、犬がよく食べる身近な野菜といえるでしょう。
歯ごたえとわずかに残る甘みがたまらないのでしょうか?特に芯の部分が、好きな犬が多いです。
ダイエットにも効果的で、ドッグフードに混ぜるのにも有効です。
その際は生ではなく、茹でたキャベツをお勧めします。
しかし、食べさせすぎると消化不良を起こしてしまい、ウンチが柔らかくなったり下痢をする可能性があるので食べさせる量に注意してください。
初めてのトッピングにキャベツは凄くお勧めですので、挑戦したい人はぜひ下の記事を参考にしてくださいね。
きゅうり
きゅうりも犬に人気があります。あの歯ごたえが良いのでしょうか?
同時に水分も吸収できます。
体を冷やす効果があるので、暑い夏場に冷やしてあげるのもおすすめです。
さつまいも
甘いものが大好きな犬は、さつまいもは大好物です。
食物繊維が豊富ですので、おなかの調子もよくなりますよ。
しかし、他の食材と比べてカロリーが高いので、注意が必要です。
さつまいもを食べると人間同様に犬もオナラをする事が多くなります。
詳しく知りたい方は下の記事で説明していますので、是非見ていってください。
トマト
私の飼っているっている犬(シーズ)もトマトが大好物です。
食欲がないときに、ドッグフードと一緒に混ぜてあげれば喜ぶ事は間違いないでしょう。
ちなみに値段もリーズナブルなので私はトマトをよく愛犬にあげています。
下記にトマトについて詳しく書いていますのでよろしければ見ていただけると嬉しいです。
私の意見
一部の野菜をあげる場合は切ったり皮を剥いたり、普段料理をしない人からすると面倒くさいかもしれません。
逆に料理をよくする人や、好きな人だったら、何かを作るついでに野菜を切って食べさてあげると良いでしょう。
ジャガイモ(新じゃが)
ジャガイモの皮と芽には「ソラニン」という毒素があります。
このソラニンにさえ、気をつければ大丈夫です。
また、皮の薄い新じゃがいもは発芽していないので、水洗いしたものを茹でて皮ごとおやつとして与えてもOKです。
普通のジャガイモは発芽している可能性があるので、芽しっかり取り除いて皮もちゃんと剥いてあげましょう。
ビタミンCや植物性のたんぱく質が多めに摂取できます。
炭水化物が大量に含まれており食べ過ぎると肥満になってしまう可能性があります。
特に小型犬に与えるのでしたら10g~25gぐらいを目安にしてください。
記事の最後に食べれる野菜の種類リンクを張っておきますので是非見ていただければと思います。
乳製品
乳製品から主に取れる栄養素として、タンパク質・脂肪・ミネラル・カルシウムなどです。
チーズ
カルシウムやタンパク質が豊富です。
強烈な匂いが、犬の食欲を増加させます。
人間用のチーズは塩分が高いので、犬用のチーズをあげてください。
もちろん大好物です。
ヨーグルト
便秘や歯周病予防にも、ヨーグルトはとてもおすすめです。
腸内環境を整えたり、きれいに掃除する効果があります。
食べさせる場合は、砂糖なしのプレーンタイプのヨーグルトをあげてください。
ドッグフードにかけたり、混ぜたりするだけでも食欲を増加させる効果あります。
納豆
ビタミン類と食物繊維が豊富で、植物性のタンパク質もあります。
こちらも強烈なニオイと、あの糸を引くベトベトの食感がくせになるのでしょうか?
最近、注目されてきている納豆独自の栄養素の納豆キナーゼは私達だけではなく、犬の血液をサラサラにしてくれる効果があります。
パックの納豆に同封されている、タレや醤油はあげないでくださいね。
塩分過多になってしまいます。
犬の食べ物・種類別のランキング
1位 肉類
牛肉・鹿肉・鶏肉・豚肉など
2位 魚類
まぐろ・サーモン・青魚類など
3位 果物類
リンゴ・バナナ・梨・みかん・その他に甘い果物など
4位 野菜類
さつまいも・トマト・きゅうり・じゃがいも・キャベツなど
5位 乳製品やその他の食べ物
チーズ・ヨーグルト・納豆など
といった順番になります。(若干犬により個体差があります。)
まとめ
このようにワンちゃんはさまざまな人間の食べものを食べる事が出来ます。
基本的には犬の好きな食べ物の傾向として、肉類が1番好きな食べ物になります。
理由として身体が常に求めているタンパク質を摂取しなければいけません。
犬の好きな食べ物のランキング順位をつけるとするなら、この記事の紹介の順番通り。
肉→魚→果実→野菜→乳製品→その他
といった犬の身体が欲しがる必要な栄養素を優先して好物の順位が決まっています。
犬は元々肉食寄りですが、私たち人間と暮らしていくうちに人間と同じ雑食になったという話があるので色々なものが食べることができます。
また、犬の個体差により嗜好性が違ってくると思いますので、色々食べさせて好物を発見してご褒美にあげれば、とても喜んでくれる事でしょう。
しかし人間が食べる食べ物は、塩分や糖分が高いという特徴がありますから気をつけてください。
気付かないうちに肥満や糖尿病になってしまう可能性があります。
犬は食べ物が絡んでしまうと、とてもよく学習する賢い動物です。
特に肉類や果物類など、嗜好性が高いものを混ぜたり、トッピングなどを贅沢させすぎると「ドッグフードを食べなければ、美味しいトッピングが付いてくる」事を覚えます。
そのときにドッグフードを食べなくなったり、食べない演技をするので気をつけてくださいね。
苦手な食べ物を食べさせたい時や、食欲をあげるためにトッピングしているのに、愛犬が選り好みするようになってしまったら、本末転倒ということになってしまいます。
適度に量を調整してあげましょう。
犬の食事については、栄養があるしっかりした良質なドッグフードを中心に毎日食べさているのでしたら基本的には大丈夫です。
関連記事として初心者向けの果物おやつランキングや果物の記事リンクを下記に張っておきますので、是非見てもらえると嬉しいです。